ずっと君だけ！ (ページ30)

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ごめんね③ ページ30

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田中「今日はありがとうございました！また被るといいですね！！」

斉藤「また明日ですね！」

『ありがとうございました！！』

小崎「またね！」

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田中先生と斉藤先生は帰り道が逆だったから、途中で分かれることに。

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小崎先生と二人だ……どうしよう……

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小崎「…ね、逢沢先生！」

『は、はい？』

小崎「七五三掛くんのうちわ、くれたりしないかな……？笑」

『え……？』

小崎「ほ、ほら！今日見て七五三掛くんかっこいいなあって思ってさ！？2枚買ってたから1枚貰えないかななんて…」

『え、でもしーくんは…』

『あ、』

あかん、いつも通りに言ってしまった

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小崎「ふふっ笑」

『へ……あのっ、』

小崎「逢沢先生、本当は七五三掛くんこれっぽっちも好きじゃないでしょ」

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バ、バレてますやーーん！？

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『え、え！？いやでも、』

小崎「あんっなに吉澤くんの事見てたのに、否定するの？笑」

「あんなニコニコしてる逢沢先生隣に、吉澤くん好きって言えないよ笑」

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なんかしーくんの事取ったみたいになってしまってる、、普通に申し訳なさすぎるよどうしよう、、

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『いや小崎先生、七五三掛くんで全然大丈夫ですよ、ほんt「はい！うちわ交換ね！！」……え、えぇ？』

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気づけば手に持ってた七五三掛くんのうちわがしーくんに早変わり。

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小崎「……うん！逢沢先生は吉澤くんが似合うなあ♪ごめんね？ほんとに…」

『い、いやほんとに！！あのこちらこそ……っごめんなさい！！！』

『被っちゃダメだなって思って、嘘ついちゃって…ほんとに………』

小崎「全然だよ！七五三掛くん本当に好きになったよ？ありがとう♪笑」

「夏もよかったら一緒に行こう？」

『ぜ、ぜひーっ！！』

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ほんっとうに小崎先生でよかった……

とはいえ、しーくんには疑問しか持ってないよな…きっと……。

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ごめんね。