もしも�� ページ11
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「『いただきます！』」
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ラーメンの途中にこんなこと聞くのもあれだけど、やっぱり
気になるから聞いとく。
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『いつからジャニーズなん今江くん』
「ズｯ……えっ！？いつ知ったん！？」
『めちゃくちゃ最近やから聞いてるねんやんー。もしも塾やろ？』
「ええ、そんな知ってたんかあ。笑」
「…誰か好きな人とかいてるん？笑」
『い…いや？いないいない！！笑』
『友達がさ！ほら！！言ってたから』
「ほぉーー、そうなんか！」
『、しーく…じゃなくて、吉澤くん…？って子いるんだっけ？』
「あぁ！閑也？おるよ！さっきも一緒に稽古しとってん！」
『え！？…あっそりゃそうか……』
「閑也の事好きなん？」
『ちゃう！友達が好き！！』
「へえそうなんや！割と身近にファンの子おったりするんやな」
『学校にもいるしねー。』
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なんとか紛らわせたぞーー。
不自然だよねでも。(笑)
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「あっ、せや、5か6か7暇？」
『どこかしらは空けれるよ？』
「もしも塾見においでや！ちょうどもらったから1枚あげる！」
『え、いいよそんなの！』
『私なんか申し訳ないよ笑』
「ええよええよ！ほら、俺がジャニーズしてるとこ見に来て、笑」
『ええ…じゃあ、お邪魔する……』
「ほんま？ありがとう！」
「じゃあこれ渡しとくから！」
『うん…』
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またしーくんに会える。
前のようには行かないかもだけど、
決めたんだ私。
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しーくんの幼馴染じゃなくて、
しーくんのファンになる、って
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作者名：兎 夢 。 | 作成日時：2019年4月14日 7時
