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その後も何事もなく順調に仕事をこなした。閉店まであと1時間。あともう少しで帰れる嬉しい！！と内心ワクワクしながら仕事をしていた。
akn『いらっしゃいませ』
と受け付けにいる明那の声がほんの少し聞こえた。今接客してない人確認しとこ。今のところは…弦月くんと不破さんかぁ…よし把握。お客様案内しよっと。
そう思って入口近くに行こうとした。だがそれは遮られた。
akn『A、その場で待機してて。今来ちゃダメ。』
明那の無線での小さな声によって。
その一言でだいたいは察せる。
「やっぱりね…」
と思うと同時に無線で明那の『04、881』と言う声が入った。
どうしよっかなぁ…接客…今甲斐田さん酔っ払ったお客様に絡まれちゃってるし、他のボーイもグラスとかセットするので手一杯だしな…
しゃーない。やるしかないか。
「いらっしゃいませ。ご案内致します」
と例の…名前なんだったっけ……あ、リミちゃん…だったっけ。なんか前に不破さんにそう呼んでほしいって言ってたのを聞いた気がする。
そして声を掛けた。するとリミさんは私をキッと睨みつけると
『あんた…どの面下げて話しかけてんの…？はぁ…ほんとクソ。なんでここ来てすぐ湊じゃなくてこの汚物見なきゃいけないのよ目腐るんだけど』
わぁお会った瞬間ボロくそな言われようだなおい。
………でもなんだろう？なんか目が…いつもより暗いっていうか…なんかおかしいな。呼び方もくん付けじゃない。
「…ご案内いたしますね。」
なんか怖いけどとりあえず案内した。
「少々お待ちください。湊を呼んで『は？』
ん？なんかおかしいこと言ったか？
「どうされました？」
『湊って言った？今。』
「…はい」
返事をしたとたん、リミさんはバンッッ！！！と机を叩いた。
『どういうこと？！呼び捨てにしていいのは私だけなのに！！なんであんたが湊のこと呼び捨てにしてんの？！？！』
おっと地雷だったのかこれ。でも源氏名だからこの名前で呼ぶしかねぇんだよなぁ。とりあえず謝っとくか。
「申し訳ありません。」
ほぼ90度で頭を下げた。頭下げるのは慣れてるからな。こんなんどうってことない。
『謝ったら済むと思いやがって…調子乗ってんじゃないわよ！！』
下向いてるけど影で分かる。叩かれる。この感じは腕を振り上げてる。まずい…
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名前リミちゃんにしました。もし気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ないです…
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天羅 - anneelly0117さん» 読んで頂きありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しいです！更新頑張ります〜(〃'▽'〃) (9月24日 17時) (
レス) @page32 id: 221f56855e (このIDを非表示/違反報告)
anneelly0117(プロフ) - すごく面白いです！更新待ってます／(^o^)＼ (9月7日 23時) (レス) @page30 id: a78d0e3408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天羅 | 作成日時：2023年2月12日 4時
