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…
『りゅうくん〜』
久しぶりに休みが合って、
ソファの上、お互いに寄り添って過ごす。
『ご飯作りたくないねぇ』
丸「もうちょっとくっついてたいねぇ」
テレビ見て、いつの間にか私の上にりゅうくんがいて、
人差し指が、唇を撫でる。
『…明日は朝早くからお仕事です』
丸「残念」
起き上がって、私の手を引いて、
またテレビに視線を戻したりゅうくんの耳は、
まだ赤かった。
丸「お風呂一緒に入ろ?」
『お風呂?』
丸「ええ?」
『…ええよ』
ーーー
そんな幸せな日が続くって、勝手に思ってた。
だから、
家に帰って、不動産広告をファイリングされているのを見つけてしまった時、
どうしたらいいのか分からなくなった。
りゅうくんが新しい家を探してる、
つまり…
『…別れるって…こと?』
どうしよ…
思い当たる節がありすぎて怖い。
忙しくて中々一緒に居れないし、
デートだって…出来てないし。
『私のせいだよね…』
休みがあっても、次の日には朝早くから仕事があるから、
付き合って2ヶ月経ってるのに、1回も営んでないもん。
『うぁぁ…どうしよぉ』
…
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作者名:ゆうか | 作成日時:2020年5月30日 0時