依存性51 ページ26
_
時『ねぇ、僕の何が好きなの？』
＿＿ビュン！
突然の言葉に素振りをしていた木刀が飛んだ。
A「…………」
時『聞いてる？』
A「はい…」
お団子の件の次の日から顔を合わせれば突然…
本当に突然〈僕の何が好きなのか〉と聞いてくる。
時『で、何が好きなの？』
A「先日もお答えしたような気が…」
時『納得出来る説明をして』
む、難し過ぎない？！
好きなのを納得させるってなんなのさ！！
A「とっ、取り敢えず！！
霞柱様が好きなんですっっ！！！」
そう答えると、不服そうな顔をした。
時『特に理由はないって事でしょ？』
A「んんんんん…っ、難しいんです…
言葉で表すの…」
“ふーん”と言った後に
時『また聞くから、納得出来る理由考えておいてね』
と屋敷の中へ戻って行った。
A「何なんだろう…」
トボトボと歩き、飛んで行った木刀を拾いに行く。
A「あ、そう言えば買い出し行かなきゃ」
今日の夕餉は何にしよう？
霞柱様に聞くと多分ふろふき大根と言うだろうし
たまには違う物も食べたい…。
取り敢えず出掛けよう。
汗を拭き、着替えをして…
さあ、行こう！と玄関へ向かうと
時『どこ行くの？』
とまた霞柱様と遭遇する。
A「買い物へ行こうかと！」
時『…僕も行く』
A「え？！」
いつも買い物へ行くと言うと
“そう”と言って自室へ戻る霞柱様が
一緒に行くと…？！
時『駄目なの？』
A「い、いえ！珍しいなっと思っただけで…」
時『たまには良いでしょ』
そう言うと私よりも早く玄関を出た。
時『置いてくよ』
そう言って歩き出す。
A「えっ？！ちょ、待って下さい…！」
その後を追う私。
霞柱様との初めてのお出掛けが
こんな風に叶うなんて…！
生きてて良かった…！！
と切実に思った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
作者です(￣^￣ゞ
依存性�、�とかのこの数字が
㊿で終わりだった事に気付きました((
これから先は普通に51.52とかで
書いて行くので宜しくお願いします(土下座)
そしてこの「置いてくよ」のシーン
一章の4.5話くらいの所とリンクしてますw
やっと書けた…←
評価コメント貰えると嬉しいでs(((
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 197人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のの - アニメ見てまた無一郎くんかっこいいなーって思って読み始めたんですけど、ほんとにストーリー好きすぎて、更新楽しみにしてます‼︎2人が結ばれるのが待ち遠しいです (5月6日 11時) (
レス) @page32 id: 673a51e041 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 無一郎、そのモヤモヤする気持ちは嫉妬だよ✨もう絶対夢主ちゃんの事好きだよね〜🎵 (9月19日 15時) (レス) @page28 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
結紫(ﾕｳｼ)(プロフ) - 優衣さん» 優衣さんいつもコメントありがとうございます♡早く自分の気持ちに気付いて欲しいですよね😌笑 (9月7日 8時) (レス) id: 7ba5cee918 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - もしかして無一郎、夢主ちゃんの事好きになりかけているのでは✨続きが楽しみです❗ (9月6日 18時) (レス) @page27 id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
結紫(ﾕｳｼ)(プロフ) - さくらさん» 伏線回収に頭を悩ませる作者です😌笑のんびりですが更新頑張るのでまた遊びに来て下さいね🥺💕 (9月6日 15時) (レス) @page27 id: 7ba5cee918 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：結紫(ﾕｳｼ)
| 作者ホームページ：http://lyze.jp/aksxxx/
作成日時：2023年8月5日 17時
