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目黒side
Aから連絡があって、みんな集まってから事情を聞いた。
向「桐野瑠香って、めめのこと刺したやつやんな？」
阿「あの事件のあと、プロフィールとアカウント名を更新したのか､、、」
阿部ちゃんの言う通り、プロフィールとアカウント名が更新されたのは結構最近だった。
みんな暗い。でもー
一同「､、、」
俺は知ってる。
目「､、、みんな分かってたんでしょ？」
一同「！！」
目「みんな心のどこかで、あいつかも知れないって分かってたんでしょ？でも、みんな言わなかったのは、ただ単に現実逃避したかっただけなんじゃないの？言ってくれればよかったのに。俺たちのことどうでもいいと思ってるの？」
深「目黒､、、さすがにそれは言いすぎだ」
渡「そうだよ、お前だって言ってなかったじゃん」
目「だって言いづらかったんだもん」
岩「それは俺らも一緒なんだよ」
目「だって俺は当事者だよ！？誰も俺の気持ちなんて分かんないじゃん！」
宮「ちょ、みんな落ち着けよ､、、」
『みんな落ち着いてよ！』
俺らが喧嘩してると、Aが叫んだ。
『､、、みんな、ごめん』
ラ「､、、え？」
『私が、ちゃんとしてなかったからだよね、、本当はアイドルと付き合うなんてもっての他なのに付き合わせてもらってるのに、そんな自覚なくて､、、こんなにみんなに迷惑かけて､、、本当に、ごめんなさい』
一同「､、、」
俺らは静まり返った。何も悪くないAに謝られたのに、俺たちはもうどうしようもないことで揉めていたことが、一瞬にして理解できたからだ。
深「､、、俺らの方こそごめん」
渡「一番辛いのはAなのにな」
岩「Aちゃんは何も悪くないよ」
目「､、、A、ごめん」
『んーん、だいじょぶ！』
目「よかった､、、」
自分のことは後回し、誰よりも人のことを想えるAに、俺たちは救われた。
阿「感動のシーンのところ悪いんだけど、これからどうするの？」
目「それは､、、」
『､、、私に考えがある。ちょっと聞いて』
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作者名：ハロハロ | 作成日時：2024年2月12日 18時
