私とあの人の秘密の関係 (ページ20)

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story18 ページ20

『えっと､、、だ、誰ですか？』
？「桐野瑠香､、、蓮くんに聞けばきっと分かるわよ、、」
桐「あんたよりも蓮くんを愛してたんだから､、、」
『(え、、、この人、私と蓮が付き合ってるの、知ってるの？)』

「あんたよりも」「くっついてるのはあんたね」というワードから、一瞬私と蓮の関係が世にバレてるんじゃないかと肝が冷えた。

『､、、あの、それで、何の用ですか？』
桐「何の用って､、、あんたを潰しに来たに決まってるでしょ？､、、この写真を見て」
『！！こ、これって､、、』

そこには、私と蓮がデートに行ったときの写真が写っていた。

桐「これを晒されたくなかったら、さっさと蓮くんと別れることね」
『､、、脅迫ですよ』
桐「あら、それでも私があんたを脅迫した証拠なんて残らないでしょ？」
『､、、』

正直そんなことどうでもよかった。それよりも、気になることー

『､、、蓮と、付き合っていたんですか？』
桐「そうよ、蓮くんが宇宙sixの時から。1年もしないうちに振られたけどね。でも私は諦めてない。絶対に蓮くんを振り向かせて見せる､、、！」

いや振られた原因おまえの性格だろ。諦めろよ。
色々と突っ込みたくなったが、ここはとりあえず我慢した。

桐「そしてとうとう蓮くんと結ばれるときが来たのよ､、、！」
『､、、え！？』
桐「彼女なのに知らなかったのね､、、w私と蓮くんは密かに会っていたのよ。そして、一緒に食事する度に、彼の食事に毒を入れてたのよ､、、！」
『ぇ､、、』
桐「あの毒のおかげで彼の体力も精神力も奪われていく､、、そして彼は私の物に､、、」
『嘘､、、でしょ､、、？』

風邪じゃなかった。全て、全てこの女のせいだった。

『(あれも、、毒のせいだったってこと､、、？)』

私が勝手に仕事で疲れているせいだって思い込んでいたけど、本当は違ったのかもしれない。

『ひどい､、、』
桐「ひどいのはあんたでしょ？さて､、、あとはあんたを潰せば終わり､、、」
『！！嫌､、、やめて、、、！』

バッグから取り出される銀色に光るものを見て、とっさに逃げようとしたけど、体がうまく動かない。

桐「さようなら、Aさん」
『っ！！！』

でも、予想していた痛みは来なかった。恐る恐る目を開けると、そこにはー

目「っ､、、」
『､、、れ、ん､、、、、？』