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そこにふと疑問が浮かんだのだ
「じゃあなんでお前は未来がわかるんだ？」
皆が疑問に思ったことをグリムは言った
その質問に彼女は一瞬キョトンとした後少し笑った
その笑みはさっきとはまるで違う優しい笑みだった
「そうだね、結論から言うと私は未来が見えてるわけじゃ無い。」
彼女は自分の頭を人差し指でとんとんと叩きながら
「人よりここと、
ここが良いだけさ」
最後に彼女は自身の目隠しを指でトントンと叩いた
その場にいた全員が首を傾げた
「…頭と…目…？」
デュースは戸惑いながらも彼女が良いと言った箇所を確認する様に言った
それに彼女はクスリと笑った
「そう、昔から頭と目が人より良くてね、その場で見た情報を頭で処理して次起こることを予測できる。
つまりさっきのは未来が見えるとかユニーク魔法とかそんなんじゃなくてただの勝手に建てた予測ってわけ」
ジャン！とでも効果音がつきそうなジェスチャーをしながら彼女は自信満々に言った
そんな彼女とは対照的にまたもやに皆が呆気に取られた
さっきより空気は重く無いが皆が口を開けて彼女を見ていた
未来が見える魔法では無いがその能力の方が恐しいのでは？と監督生は密かに思ったが多分監督生だけでなくほとんどの人が思ったことだろう
「お前頭よかったんだな…」
ふとエースは感心した様な声で言った
「失礼だなお前」
すかさずAはつっこんだ
この会話で少し張り詰めていた空気が和らいだ
そんな中グリムは不思議そうに言った
「でもお前目隠ししててさっきの見えてないんじゃ無いのか？」
「確かにそれってそもそも見えてるの？」
グリムに便乗してケイトは言った
少しその瞳には疑いの色が見えた、まだ彼女を本当に信じているわけでは無いのだろう
「ああ、そう言えば言ってなかったね」
そんな彼に物応じせず、いやただ彼の視線に気づいて無いだけなのかも知らないが彼女は飄々と言った
「それはねー…………」
いや言いかけたのだった
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きょきょ - 続きが……気になる。 (10月5日 19時) (
レス) id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
サンカヨウ - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ(･∀･)ｲｲ!!凄くいい！！続きを下さい＿|＼○ (2022年10月18日 6時) (レス) @page31 id: ce3ba7651e (このIDを非表示/違反報告)
みるるん(プロフ) - 寝子さん» 寝子さんコメントありがとうございます！何故か完結扱いになっていました。誤解させてしまい申し訳ございません！頑張って続きを書こうと思います！ (2021年10月13日 22時) (レス) id: 89893ec2ac (このIDを非表示/違反報告)
みるるん(プロフ) - ドンさん» ドンさんコメントありがとうございます！私の乏しい画力で描いてみようと思います…！ (2021年10月13日 22時) (レス) id: 89893ec2ac (このIDを非表示/違反報告)
寝子 - あの…終わりなんでしょうか？続きが見たいのでぜひ書いて欲しいです…！ (2021年10月11日 21時) (レス) @page30 id: eede6d8d8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるるん | 作成日時：2020年12月4日 23時
