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人格 ページ26

-sideA-

ここ…どこ?

懐かしい気もするけど

儚い幻想みたいな…

そんな感じの……

?「ねぇ」

「え?だ……れ?」

いつの間にか目の前にいた

1人の少女。

私の髪と同じような

見た目の髪型に

翡翠を思わせる薄い緑。

目も緑だがこちらは

エメラルドのような

濃い緑色をしている。

…どこか私と似てる。

でも……圧倒的に違う。

?「私はね。もう1人の貴方。

力を求めた貴方が手に入れた

もう1人の人格なのよ。

私は貴方が生きてた頃から

ずぅっと貴方を見ていたの」

「そ、そうなの?」

?「でもね。私は貴方が

望まないと表に出られないの。

私ね。普くんと話がしたくて。

少しの間変わってもらえない?」

「えと、うん。いいよ。

貴方は私でもあるんでしょう?」

普通なら怪しむだろう。

でもこの子は……

嘘をつく人じゃない。

それはただの感だけれど

それだけはすぐにわかった。

でもこの子、少しだけ

黒い色がある。

恐らく私よりも強い。

あらゆる面で。

翡「ありがとう。私の名前は

<翡翠>。覚えておいてね……」

「わかった。翡翠ね。

でもどうして貴方は私が

望まないと出てこれないの?」

翡「それはまた今度ね。

そろそろ行かないと。

あぁそれとね。

貴方の記憶は私にも見れるけど

私の記憶は貴方は

見ることが出来ないから」

「ようするに、

記憶は私から翡翠への

一方通行しかないの?」

翡「そういうこと。

さすがもう1人の私ね」

「じゃあ今度こそまたね」

翡「えぇ。また後で」

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作者名:ラテ | 作成日時:2019年1月31日 19時

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