夢 ページ12
-sideA-
あれ？さっきまで家に…
あぁそっか奏が用事が
あるから先に寝たんだ。
「あのね！普くん！
今日一緒に遊ぼ！」
普「え、うん。いいよ」
そしてコレは…私の記憶だ…
遠い…遠い…過去の記憶…
―――――――――――――――
「それでね！私たちは
代々巫女の家系でね？
それから……」
普「Aさんって
不思議な家に育ったんだね」
「もう！さんづけはやめてよ…
Aでいいの！」
普「え……うん…じゃあ…
Aって呼ぶね」
司「あーまーねー！ってアレ？
その子だぁれ？」
普「あ、ええっと」
「えっと司くんだよね？
また後日自己紹介するよ！
もう帰るんでしょ？」
司「うー？うん。わかった」
普「あ、ホントだ。もう
帰らなきゃ怒られちゃう」
「じゃあね」
司「君は帰らないの？」
「う、うん。帰るよ」
――――――――――――――――
「ふぅ…なんとか隠せたかな…
私はもう死んでて土地神なんて
言えるわけないよ…」
司「へー君神様なんだー」
「え！？司くんいつから…」
司「忘れ物取りに来たらお社に
入るの見たから着いてきた」
「じゃあ最初から
聞いてたんだね…」
司「普は知ってるの？」
「ううん。知らない。でも
いつか話すから…それまでは
内緒にしてて？お願い…」
司「うーん。まぁわかった〜」
大丈夫かなぁ(`-д-；)
司「そーだ名前聞いてない！」
「あぁ私の名前は
Aなんだけど
神様としての時だけは
ヤヨイ様って呼ばれてる」
司「ふーん。じゃあ
ヤヨイって呼ぶよ！」
「普くんに言うまでは
Aって呼んで？」
司「じゃあA！」
「うん。ありがとう。それと
そろそろ帰らなきゃ
怒られちゃうんじゃ？」
司「あー！ホントだ！
普に怒られちゃう！」
「ふふ。じゃあね」
司「じゃあねー！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラテ | 作成日時：2019年1月31日 19時
