IF(もしもの話) ページ17
もしもAがジャニーズJr.を辞めたなら。
神宮寺勇太の場合
(神宮寺Side)
「じんぐー！」
神「あ、Aじゃん！一緒にレッスン行こうぜ！」
「あ、それがさ、わたし昨日でジャニーズやめたんだよね」へらへら
神「へー……は！？」
たまには1人でレッスンに向かおう、と思い少し早く家を出たはいいけれど
まだレッスンには早すぎたから渋谷で時間をつぶすことに。
そしたらAが声をかけてくれた。
折角だし一緒にレッスンに行こうと誘えば、Aの口から出てきたのは
耳を疑うような言葉。
神「どういうこと？」
「…もう疲れちゃったから。楽になりたかったの！」
神「本気？…なんで…？」
「神宮寺、デビューしてね。わたしの分も頑張れよ！！！」
神「…そんなの、」
Aがいなきゃ無理、その言葉は今目の前にあるAの笑顔を見たら言えなかった。
神「ずっと、友達だからな」
「…当たり前じゃん！レッスン頑張ってね、神宮寺」
離れても、同じ夢を目指す仲間じゃなくなっても、俺らはずっと友達なんだ。
友達以上の関係に進展するのは、これから少し先の話。
安井謙太郎の場合
(安井Side)
安「…は？」
「だから、辞めた！」
安「なんで、どういうこと？」
Aから突然連絡が入って会いに行けば、「やっすー今までありがとう！」と笑顔で言われて、なんのことかと思いきや、「辞めた！」とだけ告げるA。
「ジャニーズ辞めてきたんだー。社長説得するの大変だった」(笑)
笑って他人事のように話すA。
安「一緒にデビューしよう、って言ったじゃん…」
「泣かないでよ、やっすー…」
情けないことに溢れだす涙。
安「俺、やだよ、」
「やっすー、絶対わたしの分も夢叶えてね。応援してるよ、ずっと。今までたくさん迷惑かけてごめんなさい。普通の女の子に、戻るね」
安「…もう、会えなくなるの？」
「…なわけないじゃん、呼んでくれたらコンサートだって行くよ。また遊ぼうよ。まだディズニー行く約束も守れてないもん。」
安「…A、ジャニーズとしての7年間…お疲れ様、」
やっとの思いで喉の奥まで出てきた言葉をAに言うと、Aを抱きしめた。
俺より少しばかり背の高いAに、7年間の成長を感じれた。
安「A、俺絶対絶対デビューするからさ、」
「うん、頑張ってね」
安「…好き、」
Aがいなくなって少しの間は、お前がいないことに慣れないかもな。
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もしもシリーズ第1弾。
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Naaruyu(プロフ) - 私も福島だったので永遠の味方さを読んだら泣けました！ (2015年4月7日 16時) (
レス) id: b06e832986 (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣(プロフ) - 滝チャンのSnow Manバージョンみたいです!!!!! (2015年3月22日 1時) (レス) id: 6e3ceba30f (このIDを非表示/違反報告)
トラとら - 辰巳くんとのお出かけした話が見たいです！ (2015年3月13日 10時) (レス) id: c3a0fe05ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - 先のコメント言葉のミスがありましたm(._.)mぶつかっちゃうです！喧嘩的な感じです！ (2015年3月10日 17時) (レス) id: a1abe777fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - いつも楽しく読まさせてもらってます！リクエストなんですが主人公も年頃の女の子になってきてJr.の誰かとぶっつかっちゃうお話が読みたいです！ (2015年3月10日 17時) (レス) id: a1abe777fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結衣 | 作成日時：2014年11月21日 23時
