君 の 名 は 希 望 .2

松田くんにきゅん。(2014) ページ25

(side YOU)

ロケの移動中、カメラの回っていないロケバスはなんとも賑やか。
後ろに座っている神宮寺がうるさい。もう1度言う、うるさい。


　 岩橋 神宮寺
松倉 松田 生田 安井

↑の座り順です


隣に座っている安井くんは爆睡なう。
通路を挟んで隣に座っている松田元太くんがなにやらこっちをじーっとみている。

「えっと、松田くん」
松田「あ、はい？」
「わたしの顔、なんかついてる？」
松田「あ、いや、違くて…Aちゃん、顔色よくないなって」
「え」

確かに乗り物酔いが激しいわたしとしてはこの移動時間は苦以外の何者でもないけど、まさかそれを松田くんに気付かれるとは。

松田「水飲みます？」
そう言って渡されたミネラルウォーター。
「ありがとう、」

ご好意に甘えて水を受け取ると松田くんは満足げに頷いた。

「できる子だわ〜…」

安「…、元太凄いでしょ」
「わっ、安井くん起きてたの？」
松田「安井くんずっと起きてましたよ」(笑)
安「元太には気付かれてたか」(笑)

「にしてもこれで中学生でしょ？凄いね、いまどきの子は」
松田「いやいや、」
安「元太はしっかりしてるからなー。」
「背も大きくて、中学生には見えない」(笑)ちらっ
安「俺に対する嫌味か」

松田「」爆笑
「」爆笑


神「Aちゃん達なに話てんのー？」
岩橋「Aちゃん〜」
「トランプしてたんじゃないの、そこ3人」(笑)
松倉「終わりましたよ、神宮寺の負けで」
「」(笑)
神「負けてやったんだよ！」
松倉「負け惜しみ！」


ロケバスは、とても賑やかです。

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