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このままでは間に合わないから、と昼休みにコンビニのおにぎりを片手に パソコンと向き合っていたら
「ひゃっ…!?」
ポン、と誰かの手が肩に乗せられる感触。
「あ、ごめん！驚かせてもうた？」
「いえ、大丈夫です」
「それならよかった、、」
「休み時間なのに仕事してはるから気になってなぁ？」
はんなりとした関西弁の 優しい口調で話す彼は
奥二重の切れ長な目で 口元にほくろがある、整った顔立ちをしていた。
思わず見惚れてしまったのはいつぶりだろう？
「ぁ、私のミスで締切ギリギリだから仕方ないんです」
「そっか、けど無理はあかんでぇ〜」
「ありがとうございます」
もう一度 私の肩を叩いて 彼は手をヒラヒラさせながらどこかに歩いて行った。
あの人、何がしたかったの…?
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作者名：いちご飴。 | 作成日時：2017年11月13日 15時
