ジ ャ ニ ヲ タ 部 。

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麻「 あのさA… 」



休憩が終わって教室に戻った瞬間、麻衣に呼ばれた。





貴「 ん？ 」

麻「 …好きな人でもできた? 」

貴「 はっ、!!え、な、なんで!? 」

麻「 わかりやす笑 」





好きな人、っていうのかわかんないけど。
なんでわかったの!!








麻「 んで誰!? 」

貴「 どーせ叶わないからいいのっ 」







叶わないから。
無理だから。



この気持ちが無くなるまで 待つだけだから。









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麻「 …あっ、紫耀くんか 」



急に言ってきた麻衣。
いやいや エスパーかよ ( )







貴「 紫耀くんって言ったら引く? 」

麻「 引くわけないじゃん 」

貴「 …よかった 」









恋したのがたまたま ｱｲﾄﾞﾙだっただけ
珍しいことじゃない。








麻「 でも多分いけると思うよ? 」

貴「 いくらなんでも無理でしょ笑 」

麻「 気付いてないだろうけど 紫耀くん、Aのこと大好きだからね笑 」








…大好き？
違う、それは私がMr.KINGのファンだから。



そうだよ、ファンって 恋愛対象で見られないんだよ…









貴「 ｱｲﾄﾞﾙに恋するとか ばかみたい… 」







麻衣は “ 大丈夫 ” って背中を押してくれて、
　








貴「 無理ってわかってるけど、諦めれないのが本音かも 」







私が弱音を吐いたら 優しく抱きしめてくれる。
本当 親友の存在って大きい。笑







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