ジ ャ ニ ヲ タ 部 。

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1時間くらい暴力を振るわれて、


遥「 逃げても無駄だから 」




そう言って遥人は家を出ていった。





部屋は 物凄く荒らされている。
私自身も もうﾎﾞﾛﾎﾞﾛ。





部屋のMr.KINGのポスターが落ちていた。
壁にぶつかった時に 剥がれたんだろう、






貴「 わたし、なにしてんだろ…笑 」





ポスターを張ろうとして、立ち上がった瞬間
体に物凄い痛みが襲った。




身体中 痣だらけ。






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投げ捨てられていたスマホを手に取った。

紫耀くんへ送った “ SOS ” は既読にもなっていなかった。





貴「 もう逃げられないのに、助けなんて来るはずないのに笑 」





そのとき “ 既読 ” になった。
すぐにかかってきた電話。







紫「 雑誌の撮影やった、何があったん!? 」



必死に心配してくれる紫耀くん。
優しい声を聞いた瞬間、涙が出てきた。






貴「 ありがとう、っ… 」



唯一の救いだった。









紫「 奇跡的にｽﾀｼﾞｵからAの家近いからすぐ行くわ!! 」




そう言って切られた電話。








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声を聞くだけで 救われた気持ちになった。






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