君との距離は。 (ページ7)

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食堂へ行くとエミリーとイライが居た。

『おはよう。』

エミ｢おはよう。A｣

イ｢おはよう。｣

エミ｢あ、隣座っても大丈夫かしら？

少しお話しましょう｣

『うん、いいよ！』

席に座り、エミリーさんが話しかけてくる。

エミ｢年はいくつなの？｣

『18です。』

エミ｢へぇ、随分若いのね。｣

エミ｢…あ、じゃあ、後で実践してもらうのだけれど

ゲームについて話すわね。｣

…エミリーによると、

私達はサバイバーと呼ばれるもので、

逃げる側。

暗号機を5個解読し、

ゲートを開けて逃げる。

3人か4人で出れば勝利、

2人だと引き分け、1人か0人だと敗北。

ハンターと呼ばれる人たちは、

殴ったりして脱出を阻止してくる。

二回殴られたらダウン、1回だと負傷。

仲間同士で回復も可能で、回復すると傷は完全に治る。

ダウン状態で風船に捕まって、ロケットチェアに座らせられると

60秒位で飛ばされてゲームオーバー。

でも、その間に仲間は助けることができる。

一回目でゲージが半分を超えると二回目で飛ばされるが、

半分を超えなかったら二回目ですぐは飛ばない。

三回目は必ず飛ぶ。

一人ひとり固有の能力を持っていて、

それを使って逃げたりするらしい。

…私は、チェイスも解読も救助もできる万能型らしい。

でも、治療されるのが30%遅い。

という感じらしい。

詳しく、わかりやすい説明だったので

大体理解した。

あとは実践のみだ。

みんなが集まってご飯を食べて、

終わった頃にエマが来た。

エ｢少し休んだら練習に行くなの！

詳しいルールはさっきエミリーが説明してたから大丈夫だと思うなの！

少ししたら呼ぶから部屋で準備しててなの！｣

『わかった。』

…部屋に入って準備をする。

氷結もうまくできそうだ。

"コンコン"

エ｢そろそろいくなの！準備は大丈夫なの？｣

"ガチャ"

『うん。大丈夫だよ。』

"バタン"