君との距離は。 (ページ15)

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そして、リッパーに向けてスキルを発動した。

〈氷結〉

リッパーが氷に包まれてる間にトレイシーを助ける。

『私が肉壁するから！早く！！』

ト「ありがとう！」

トレイシーの後ろにつく。

リッパーはもう真後ろで、私は殴られた。

リッパーの本体。これで時間稼げる。

背中に痛みが走る。

... 怖い。

死んだらどうしよう。

傷が残ったら。。

そんな、自分のことばかり考えてしまって

足が遅くなる。

ダメ、集中しなきゃ。

でも怖いものは怖い。

... 私も逃げないと。

残りの暗号機は一つ。

もうすぐ寸どめが終わるだろう。

リッパーはトレイシーを見失ったらしく、

私をおってきた。

教えてもらった知識を小賢しく使って

時間を稼ぐ。

もう少し、もう少し稼げば... ！

そして、やっとマーサから先にいくよ！と送られてきて、

気を抜いた瞬間に殴られた。

一瞬とてつもない痛みが走ったが、

すぐに回復した。

私はすぐに「解読に集中して！」とチャットをうち、

リッパーにスキルを発動した。

〈氷結〉

ナワーブとトレイシーのロボットが

ゲート前待機しててくれたみたいだし、

先にいくよ！とチャットが来てて空いてるみたいだし、

ここから負けることは絶対ないだろう。

私たちの勝ちだ。

ゲートの近くにいくと、

ラストチェイスをしていた私のもとにマーサがきて、

信号銃を打ってくれた。

そのお陰でゲートまでいって４逃げ。

よかったぁ。

怖かったけど、みんなのお陰で脱出できた。

あとでお礼言わないとな。

そんな気持ちで荘園に戻った。