初恋【オリジナル】

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貴方side

「凖君！お、おはよう！」

「お、おぉ」

「んじゃ！」


あいさつしちゃった！今日も楽しい一日になるといいな。

私は笈川A。高校2年生。そしてさっきあいさつをしたのが私の彼氏です。


「Aーおはよ！」

「理沙ちゃん！おはよう」


そしてこの方が私の友達、理沙ちゃんです。


「今日も可愛いなー。Aは！あいつにはもったいないよ！」

「逆だよ！凖君はかっこよすぎる」


そーだよ。私にはもったないないぐらい。


「なーに言ってんの！ってA、顔真っ赤」


と言われ顔を手で抑えて見ると自分でも分かる。熱い。


「だって〜」

「かっわいー!!」


こんな風にいつもやってます。可愛いって言うけど理沙ちゃんの方が可愛いから！



「だってさ。凖」

「…」

「見てておもしろ。てか朝会うの珍しくね？」


この会話を聞かれていたとは全く知らないAなのでした。

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