アイツがバレーを嫌う理由。 (ページ9)

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Story 8 ページ9

何故か体が揺らされてる感覚
あれ…今ってどこで寝てるんだっけ…

『ごめん、また寝てた』

でも、目の前に大きな男の人が…2人！？

『不審者！？』
？「なんでだよww」
？「お前の妹、どーなってんだよw及川」
岩「Aも起きたし、帰りながら話すか」

一くんがそう言うと、
兄さんは私を地面に下ろしてくれた

自己紹介をしてもらうと、
バレー部の松川先輩、花巻先輩だったことがわかった
本当に失礼なことしちゃった…

国「及川、マネージャーやってくれるんだ」
金「よろしく…」

後ろから国見くんと、金田一くん？が出てきた

及「国見ちゃん？苗字呼びだと及川さんと被っちゃうよ」
国「じゃあなんて呼べって言うんですか」
『名前呼びで良いよ』

国見くんは、少し俯きながらAと呟いた
なんか兄さんは国見くんのことをポカポカ殴ってるし

岩「クソ川は後輩いじめんな」
花「そーだそーだ」
松「お前、そろそろシスコンキモイぞ〜」

シスコン？と疑問に思いながら、
少しずつ歩き始める一くん達を追う

及「え、待って！？及川さんを置いてかないで！？」
『兄さん遅いから』
国「A…//の言う通りです、及川さんが遅いので」

兄さんを置いて、国見くんの隣を歩く

そう言えば名前呼びしてもらってるわけだけど
私自身、国見くんの下の名前知らないや

『国見くんってさ、下の名前なんて言うの？』
国「英だけど…」
『じゃあ英くんって呼ぶ』
及「え、国見ちゃんのこと、名前で呼ぶ必要ある！？」

さっきから兄さん、いつも以上にウザいんだけど

及「で、こっから部活の話ね」

兄さんって部員に無視されてるけど、
本当に一くんが部長じゃなくて良かったのかな…？

及「Aがマネージャーやってくれるからさ、一応ギャラリー立ち入り禁止にしようと思って」
花「それ考えたの、お前じゃなくて国見な」
松「何、人の考え丸パクリしてんだよ」

相変わらず花巻先輩と松川先輩は兄さんに厳しい

でも…
ギャラリーを立ち入り禁止にしてくれるのは嬉しい
人がいなくなれば、私も集中出来るし…

岩「Aに何かするとクソ川がめんどくせぇからな」
金「矢巾さん辺り、何かやらかしそうですけど…」

どういう意味なのか、わからなかったけど
少なくともここには裏切る人なんていないのかな…
安心、しても良いのかな…

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途中人数が多すぎて、
会話だけになりかけたことお許しください！

これからはもっと増えるのに…