君と十話の物語｡ ページ11
堤美「何言ってんだ？A。君が独り、なんて誰が決めたんだ。Aには俺達みんながいるだろ？
―…Aが一人で苦しんでいることは分かっているし、どうしようもない気持ちであることも分かってる。でも…」
堤美くんは私の肩を掴んで顔と顔を向かい合わせるようにすると、
堤美「それを全部Aだけで抱え込んじゃ駄目だろ？俺達をもっと頼れ。」
不思議な事に、それまで真っ白で中身のない頭の中の時間が動き始めたんだ。
それと同時に、どっと今まで我慢していた何かが溢れ出てきて、目の奥から熱さを感じたと思えば、私は涙を流していた。
堤美くんはそんな私を見てからもう一度、さっきよりも少し優しく抱きしめて、
堤美「随分前に話した事、覚えてるか？
Aは俺達サッカー部にとって大切な存在。どんな事があっても守るし、どんな事であろうとAの為の事なら尽くす。だから、嘘をついたりして無理をするのは禁止。ってな―…。」
私の頭を優しく撫でる堤美くん。堤美くんはとにかく私をよく撫でてくれる人で、一番サッカー部の中でかわいがってくれた人かな。
そんな堤美くんが大好きだった。
私、本当に聖堂山のみんなに守られてるんだなあ。
これからもずっとこの先も、みんなといっしょにいられたらいいな。
しかし運命は無残に、残酷なものへと変わっていく…ー。
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革ベルト
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カノ(プロフ) - 天河原@強制ログアウト中←さん» 大丈夫ですよ。久しぶりにコメント嬉しいよ。これからも頑張ってね。 (2014年11月15日 18時) (
レス) id: 2eba35779b (このIDを非表示/違反報告)
天河原@強制ログアウト中← - カノさん» ごめんね！最近更新グダグダしてるよね(´；ω；｀) (2014年11月15日 18時) (レス) id: 6a7436ca53 (このIDを非表示/違反報告)
カノ(プロフ) - 天河原@IYMHKKSRさん» お久しぶりです。続きが凄く気になって来た。これからも頑張ってね。応援してるよ。 (2014年10月26日 13時) (レス) id: 2eba35779b (このIDを非表示/違反報告)
カノ(プロフ) - 天河原@IYMHKKSRさん» アハハ。わかってますよ。 (2014年9月23日 18時) (レス) id: 2eba35779b (このIDを非表示/違反報告)
天河原@IYMHKKSR - カノさん» まことくん、しんでないからね← (2014年9月23日 18時) (レス) id: 30952839a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天河原@IYMHKKSR@強制ログアウト← | 作成日時：2013年11月23日 19時
