㉔ ページ25
今日は朝から任務だった。
今日は確かAちゃんが帰ってくる日だから、駅まで迎えに行こうと思っていたのに。急に任務が入ってしかも一日かかるなんて…ついてないなあ。
帰りの車の中でスマホを開くとAちゃんからメッセージが来ていた。しかも朝から。忙しくて全然スマホを見れていなかったのだ。仕方がないと思いつつ、少し罪悪感。
夕方に着くってことは、もう高専にいるよね?
微妙な空気のままAちゃんは長期任務に行ってしまって、途中で1回電話はしたものの、やっぱり少し気まずいというか、どう顔を合わせたらいいのかわからない。
30分もすれば高専に着いて、すぐにAちゃんの部屋に向かった。
ドアをノックしても、反応はなかった。
憂太「Aちゃん?」
寝ているのかな、また後で出直そう。とりあえずお腹すいたし…なにか食べよう。
そして自室に入った開けた瞬間、何が起きているのかわからなくなった。
??ここ僕の部屋か?本当に?
疲れて幻でも見ているのかと、とりあえず部屋を出てドアを閉めた。
そしてもう一度開ける。閉める。
3度目にドアを開けた時、夢じゃないと気づいた。
なんで僕のベッドでAちゃんが寝ているのだろうか?
1. 部屋を間違えた
2. 何かしらがあって自分の部屋で眠れず、寝れる部屋ならどこでもよかった
3. 僕を待っていてくれた
……2はないよね。自分の部屋で眠れない事件て思いつかないし。…Gか?3は自惚れすぎている。
普通に考えたら1だけど…そんなことあるかな。まあ、1ヶ月も頑張ってたから疲れが溜まっていたのかもだし。
とりあえず荷物を下ろし、制服を着替えてAちゃんが眠るベッドの横に座ってみた。
どこからどう見てもAちゃん。
気持ちよさそうに眠ってるなあ。そういえば寝ているところって見たことないかも。かわいい。
愛おしくて、Aちゃんの頬を指でなぞると『ん…』と、寝返りをうち、起きそうで起きない。
Aちゃんの手に指でふにふにと触ると、ぎゅっと握ってくれた。
可愛すぎる。子供みたいだ。
このままどうにかしてしまいたい気持ちを抑え、Aちゃんに握られた指はそのままに、べっどに突っ伏して僕も眠りについた。
_____________
155人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rst - イイ!三角関係いいです‼これからも応募しております‼ (2022年1月22日 10時) (レス) @page15 id: 846c5c7f9d (このIDを非表示/違反報告)
みらい(プロフ) - 椎茸の花【さぶ】さん» わあ〜〜!とっても嬉しいです…!ありがとうございます!これからも楽しんで頂けるよう、頑張ります- ̗̀( ˶'ᵕ'˶) (2022年1月20日 20時) (レス) id: aeb8efe5e0 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸の花【さぶ】(プロフ) - 待って好き…。 (2022年1月20日 6時) (レス) @page10 id: 55f7429373 (このIDを非表示/違反報告)
みらい(プロフ) - コメント失礼しますさん» 本当ですね!全然気づかなかったです。教えて頂きありがとうございます。( . .)" (2022年1月19日 5時) (レス) id: aeb8efe5e0 (このIDを非表示/違反報告)
コメント失礼します - オリジナルフラグついちゃってます!気づいてたらすいません (2022年1月19日 0時) (レス) id: 120e18634f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みらい | 作成日時:2022年1月14日 12時