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任務最終日になった。

というか、任務自体は昨日終わっていて、もう新幹線で高専へ帰っていた。


わたしはまだ恵くんに告白の返事をしていない。

恵くんも、特に気にしてる様子はないみたいだけど。





A夕方には着くと思う

いつも、憂太くんは返信が速いが、今日は昼頃になっても既読すらつかなかった。

まぁ、彼も特急術師となればかなり忙しいだろうし。

短く溜息をついて、目を閉じた。



気づけばもう降りる駅で、準備をしてすぐに降りられる恵くんとは裏腹に、わたしはバタバタと荷物を抱えて新幹線から降りた。

恵「ん。」

荷物の少ない恵くんは、片手をわたしの方へ伸ばしてきた。

『え?』

恵「荷物。」

わたしは容赦なく、いちばん重い荷物を恵くんの手にかけた。

『はいっありがと!』


恵「うっ、これ、何入ってんだ…。」


自分から持つって言ってくれたくせに、なにかブツブツ言いながら改札を通り、その辺のベンチに荷物を置いて、伊地知さんのお迎えを待っていた。


今しかないと思った。


『恵くん。』


恵くんは何も言わずに顔だけこちらに向けた。


『わたしね、恵くんといると落ち着くの。』



わたしは恵くんを見れなかった。


『恵くんのこと、大切な友達って思ってる。

たぶん、これから先もずーっとそうだと思う。

ありがとう。これからもよろしくね。』



最後、恵くんのほうを見ると目が合って、すぐに逸らされた。



恵「…なんかあったら、すぐ言えよ。」


『ふふっ、ありがとう。』


そのあと、少しの沈黙が続いたが、不思議と苦痛に感じることはなかった。



_____________


高専に着いて、みんなと挨拶を交わして自室へ戻る。

『うあ〜久しぶりだ〜。』


荷物をその辺に置いて、ベッドにダイブした。



スマホを見ると、憂太くんからメッセージの返信はまだなかった。


どこにいんだろ、


もうベッドから起き上がる気力はなかった。



あ〜〜でも、会いたいな。



わたしは無理やり起き上がって、着替えて、憂太くんの部屋に向かった。


『憂太く〜〜ん』

ドアをノックしても、反応はなかった。

思い切ってドアを開けても、憂太くんの姿はなかった。


任務かなあ、


わたしは今度は憂太くんのベッドにダイブした。

憂太くんの匂いに包まれながら、わたしは気づけば意識を手放していた。






_____________

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rst - イイ!三角関係いいです‼これからも応募しております‼ (2022年1月22日 10時) (レス) @page15 id: 846c5c7f9d (このIDを非表示/違反報告)
みらい(プロフ) - 椎茸の花【さぶ】さん» わあ〜〜!とっても嬉しいです…!ありがとうございます!これからも楽しんで頂けるよう、頑張ります- ̗̀( ˶'ᵕ'˶) (2022年1月20日 20時) (レス) id: aeb8efe5e0 (このIDを非表示/違反報告)
椎茸の花【さぶ】(プロフ) - 待って好き…。 (2022年1月20日 6時) (レス) @page10 id: 55f7429373 (このIDを非表示/違反報告)
みらい(プロフ) - コメント失礼しますさん» 本当ですね!全然気づかなかったです。教えて頂きありがとうございます。( . .)" (2022年1月19日 5時) (レス) id: aeb8efe5e0 (このIDを非表示/違反報告)
コメント失礼します - オリジナルフラグついちゃってます!気づいてたらすいません (2022年1月19日 0時) (レス) id: 120e18634f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みらい | 作成日時:2022年1月14日 12時

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