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無言のまま車が地下駐車場に入っていく
車が停まると
『 さっきの、なに？あれ 』
静かな車内に低い声が響く
怒ってる理由は分かってる
『 なんで拒否しねえの？ 』
そう言葉を残して降りてしまう優太くん
初めて彼が怒ったところを見た
車から降りることもできなくて涙が頬を伝う
扉が開き車から降ろされ
手を引っ張られ何も言えないまま優太くんの部屋に入る
「 ごめんなさい 」
そんな私をよそに彼は無言のままベッドまで引っぱる
乱暴に押し倒されて行為を始めようとするから
「 優太くんっ、 」
必死に目を見ると
『 …わかってる、わかってるよ 』
掴んでた腕を離し力なく私の隣に寝転ぶ
「 拒否できなくてごめん 」
『 … 』
「 何とも思ってない 」
手がそっと握られる
『 嫉妬した、俺もごめん 』
優太くんの方を見ると自然と目が合う
真っ暗な部屋でも優太くんの目はキラキラしてて
「 優太くんしか好きじゃない 」
『 A 』
お互いの心がまた繋がる
そのまま唇が触れ今度は優しく溶かされていく
初めて優太くんに愛された夜
心も身体も好きから愛おしい気持ちに変わっていた
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kokoi - まーじ、このお話良かったわ！ 何回も読みたくなった！ (2020年3月17日 18時) (
レス) id: 8ff62e2382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かめ | 作成日時：2020年2月5日 23時
