蓮くんは嫉妬度２%

ヤキモチ56% ページ11

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ラウ「あーっ、康二くんがいけないことしてる！」











ラウールちゃんの半分叫び声みたいなものが聞こえる。



視線をそっちにずらすと
ラウちゃんがわたしたちを指さして、
玄関の奥の誰かに訴えかけているようだった









その相手とは、













蓮「…こーうーじー？」









蓮くん……









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蓮「まじお前抜け目ねーな」




康二「め…めめ、そんなつもりじゃなかってん。」




ラウ「いや、あれは絶対確信犯！」


「あはは……」






床に正座させられる康二くんと、


ソファーでそれを見守るラウちゃんとわたし。





怒った蓮くんは、いつもより低い声で顔も怖い…笑















蓮「まぁ康二は置いといて。
A、熱はどう？一応冷えピタ買ってきたよ」








そういって大きなレジ袋から
冷えピタを取り出す






常温だからそんなに冷たくないかもだけど
と、貼ってくれたそれは
熱くなった額にはちょうどよかった。











蓮「あとは冷蔵庫に入れとくね。開いていい？」











せっせと働く蓮くんは
まるで旦那様かのようで惚れ惚れする







それにしても……康二くんとラウちゃんはなんで来たんだろう。









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