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あの光を見られていた事を知らない彼女は12振りにこう言った。

「まぁ、好きな所へ座るが良い」

そう言ってのんびりとお茶を飲み出すA。

12振「いや、なんでそんなに呑気なんだ/の、、、??」

「ズズっ、、、こういう諺があるじゃろう??急いては事を仕損じる、とな。」

加州「だからって主さー」

「まぁまぁ、とりあえず今日はぬしらも歩き、警戒してくれておったから疲れたであろうて。今日はゆっくりすれば良い。明日見回りやらすれば良いのだ、、、。」

虎「それもそうだね、結構歩いたから疲れもそうだが汗と汚れが酷いし湯浴みでもしたい所だが、、、」

「湯浴みか、、、長谷部、ここの創り、見たことがあるじゃろうて。案内をしておやり。」

そう、建物の構造はほぼ本丸と同じだ。
ただ違うのは現代のようになっているため食器やコップ、家電や家具は現代のもの。

ふろ場はそのまま昔のままだが。


長「!!だからこの構造だったのですね、そのお役目。この長谷部遂行致します!!さぁ、お前たちこっちだ着いてこい。」

「さて、私もちょっとやる気を出すとするかねぇ」

国「??主どこに行くんだ??」

「いや何、これからの行動によっては必要になるであろう物を作ってくるだけさ」


国「なら俺と手伝う」

「良い良い、ぬしらはゆっくりしておれ。明日の午後から動き始めるからその事をみなに伝えておいてくれ。その後はゆっくりするなり寝るなり好きにして良い。」


国「分かった、伝えておこう。、、、主」


「??なんだまんば。」

国「いやその、、、なんだ。、、、む、無理はするなよ、、、??」


「ふふっ、無理は禁物、じゃからな。分かっておる。さぁて、、、言ったからには久々に本気を出すかのぅ、、、


そう言って私は部屋を出て自室に向かった。

「これさえあればどこででも通信が可能になるからのう、、、。これも必要な事だ、、、」

そう言って何かを作り出す。
それは次の日になってからわかる事だ。

翌日


「さぁさ、ぬしら、疲れは取れたかえ??」

乱「もーバッチリだよ、主さん!!」

他の男士たちも何分スッキリとし頼もしい顔立ちになっていた。


「そうかそうか、それは良かった。して、そちらにこれを、、、。」


虎「??これは何だい??からくり見たいだが、、、」


「からくりと言えばからくりじゃが、服のどこでも良い、つけてみよ」

そう言って各々つけ始める

「よし、ならそちらそこから動くなよ」

そう言ったAはどこか遠くへ行った

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作者名:兎姫 | 作成日時:2020年4月2日 16時

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