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その質問は彼らにとっては愚問だった。
目を見ればわかる。
彼に託された希望をここで潰すような真似は出来ない。
そして、彼らは彼女に着いていけば彼の望みも守れる、それならば迷うことは無い。
強い意志で彼女を見つめる。
「くくっ､､､愚問だったな。ならば来るが良い。我ら皆歓迎しよう。」
国「とはいえ、ここに居るのは何かと不味いのでは??」
「だがなぁ、まんば。ここ以外に住めそうなところもないぞ。いや、なくも無い。」
乱「え、主さん、それどういう事？」
「なぁに、簡単なことさ。無いなら創れば良いのだ、家を。」
薬「いや、大将、それは流石に無理じゃ､､､」
長「!!あ、主？あの、まさかだとは思いますが､､､まさか、あれをやるつもりでは､､､??」
加安「えぇ！？あれやるの！？」
青「主、流石に僕もそれは驚きを隠せないよ､､､??」
「くくっお主らあの1回で怖気付いたのかえ??」
この会話を聞いてる他の6振りは呆然としている。
話についていけなさ過ぎて。
「やると言ったらやるんだよ。さぁさ、外に出ていい所を探そうではないか、はっはっは!!」
こ「審神者様、何か、あのお方に似てるような､､､。雰囲気と言い、話し方と言い､､､あなたは一体､､､」
「ん??あの方というのはあのじじぃの事かえ??」
こ「!!ほんとに審神者様あなたは､､､」
「だから言ったであろう??伊達に長らく生きてはおらんよ、とな。」
「さぁて、場所を探すかねぇ､､､くくくっ」
加安「えー、ちょっと待ってよ主ーっ!!」
バタバタと追いかける2人に続き、やれやれと言った感じの青江と長谷部。
その後ろからワクワクが止まらない状態で待ってよーと追いかけていく乱。
そして、その後ろからは呆然としつつも着いて行かなきゃ置いてかれるかもしれないと我に返った6振りはその前の1人と6振りを追いかけていく。
こ「時間もそこまで経っていないというのにあの6振りの信頼を手に入れ、あの発言や言い回し､､本当に審神者様、あなたは一体何者なのですか､､､。」
ただ、1匹は訳が分からないと、どういうことなんだという気持ちが占めていたが、我に返り前の1人と12振りを追いかけるのであった､､､。
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「とは言ったものの、なかなかいい場所が無いのぅ､やれ、困った､､､。」
乱「あ、主さん!あの森の中どうかな?家が1件あるけど後ろなら結界張って消しちゃえばば良くない?」
「それだ!」
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作者名：兎姫 | 作成日時：2020年4月2日 16時
