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「もしそうであれば、、、松田陣平やスコッチ、、、あの二人よりも先に遭遇するか、、、。」
三「主、、、。もし、主の事を覚えて居らなんだらどうするつもりか?」
「、、、その時はその時さ、、、。彼には彼の道がある。」
三「そうか、、、」
「それに、私がその道を遮っては駄目だろう、、、?」
三「主や、もう少し貪欲でも良いのでは無いか?」
「え?」
三「お主は探しておったのだろう?今でも想っておるんだろう、彼を。」
「っ、、、だが、、、。」
三「今まで頑張ってきたのであろう?少しは欲張っても罰は無いさ。」
「その時になってから、、、どうするか、考えるさ、、、」
三「そうか。して主。松田陣平とやらとすこっち?とやらはどうする?」
「私が捻じ曲げているんだ、何らかしらのズレは起きるものの起きる物事自体は変わらぬと信じたい所ではあるが、、、今の所はお手上げの状態さ、、、。」
三「とりあえずは、その時を待つ、か。」
チリィ、、、ンチリィ、、、ン
国「主、今いいか?」
「まんば?」
国「その、夕飯の準備が終わったのだが、、、」
「分かった、今行こう、、、。宗近」
三「うむ、夕餉と行こうか。主、お主は自分に正直にして良いぞ、、、。皆がおる。それに、このじじぃも、な?」
「ふっ、、、ありがとう。」
(私は皆に助けられてばかりだな。ありがとう、皆)
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作者名:兎姫 | 作成日時:2020年4月2日 16時