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「なれば、萩原、其方はそのまま今まで通りにしていて良い。そうすればこちらも対応がしやすい。」
萩「え?ほんとにそれでいいの?防護服とか、、、」
「どうせお主の事じゃ、その時になれば忘れる可能性もあるじゃろうて。」
萩「ぐっ、、、それには反論出来ない、、、!」
「だから、お主はそのままで過ごせば良い。後はこちらでなんどかしてみせようぞ。」
国「主、とりあえず、長谷部の隊が近辺を捜索しながら護衛、俺達は合図を待つ、でいいのか?」
「概ねそれで良い。後は、、、」
乱「えっと、まつだ?さんって人と接触をしないといけないよね!話的に多分次に巻き込まれるのその人っぽいし!」
「乱の言う通り、萩原の次は松田陣平だ。それまでには当分先ではあるが、我々がいる時点で何ら変わっていてもおかしくはない。かと言って手をむくことも無い。萩原の件が片付き次第、松田陣平に取り掛かる、良いな?」
各々がしっかりと頷く。
萩「じゃあ、俺は一旦帰って事件に備える事にするよ。こんな事言うのはあれかもだけど、俺の命、頼んだよ?」
「我を誰だと思うておる?我に出来ぬことは無い、、、!これにて集会は終わりだ、各自今日の事件に備えておくように、散!」
その声とともに萩原は家へ帰宅し、長谷部を含む部隊は萩原と共に行動をし始める、、、
「さて、、、私は準備に取り掛かるとするかねえ、、、」
骨「ん?主、、、?何してるんだ、、、?」
「おぉ、骨喰、どうした?」
骨「なんか主が作業しだしそうだったから何をするのかな、と、、、。」
「あぁ、、、事件に関して、ちとな、、、」
骨「???」
「私達がしようとしている事は改変と何ら変わらんのだ、、、だが、、、私はそれを許されておる、、、そうなれば、萩原をどう救済するのか、、、松田陣平をどう救済するのか、、、」
堀「主さん、、、」
「だが、私は、、、。」
国「なぁ、主。」
「なんだい、、、?まんば」
国「俺達は主に何時までもついて行く覚悟がある。そして、今みたいになっててもずっといる覚悟がある。俺達はあんたの味方であり仲間だ。」
「まんば、、、」
国「だからその、、、迷うな。主は主らしく自分のしたいようにすればいい。主がする事、したい事に俺達は全力でこたえ、着いていく。」
「!、、、こんな仲間がいるのに私は、、、。そうだな、私に迷いも躊躇いも要らない。私にいるのは」
【我が信念と正義を持ってしたい事をする覚悟】
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作者名:兎姫 | 作成日時:2020年4月2日 16時