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｢となれば、萩、お主これから普通の人間が見えないものが見えるようになるであろう､､､。その時は動じずに胸の中で奴らがいる､､､そう思うのじゃ。そうすれば､､､｣
萩｢君達に何らかの形で伝わり、対処する､､､って事かな？｣
｢その通り。我々はその為にこの世界へ来た。､､､この世界の死ぬべきでは無い者達を助け、護る。その為に。｣
そう彼女が呟くように、皆に言い聞かせるかのように発した。
萩原が周りを見渡せばそれに同意するように、男士達は頷き、笑い返す。
｢そういえば、その光を見た時は1人であったか？｣
｢いや､､､俺の同期の松田陣平ってやつが一緒にいて、一緒にそれを目撃した。なんなら松田が先に気づいていたよ。｣
｢となれば、その松田陣平、とやらに会わねばならぬなぁ､､､。其方らもそれで良いな？｣
萩｢あー、、でも、あいつ今すげーピリ着いてるからなぁ､､､。｣
国｢爆弾､､､か？｣
萩｢そー、、て、なんで知ってるんだ？｣
｢まぁ、そこはおいおい、な。ふむ､､､そうだな､､､まずは萩原、お主を死なせぬ事が最重要案件ではある。私達の拠点へ案内しよう。まんば､､､！｣
国｢あぁ、分かってる。開くぞ､､､萩原とやら、一緒に着いてくるんだな。｣
萩｢え？あ、ちょっと待ってって！あーもー！なんで俺が知り合う人ってこんなにも自由かなぁ！！ついて行きますよ！！｣
そんな萩原の叫びを各々聞きながら山姥切国広の神域を通り拠点へと戻った一行であった。
そして、その道中で男士達へ私はこう念力で伝えた。
｢松田陣平を見つけ次第、気付かれぬように護衛せよ。何かあり次第すぐに連絡せよ。そして、内容を萩原に伝え次第帰すが、その際ついて行かせる者はそのまま何が起きるまで護衛せよ。起き次第直ぐに知らせる事。｣
と､､､。
(明日は萩原が爆弾で殉職するであろう日､､､)
(彼の者との約束は何があろうと守る､､､)
(萩原を､､､死ねせはせぬ､大切な者を無くす辛さは痛いほど分かるからな､､､。)
そう、今回の出来事があったこの日の日付は11月6日､､､本当の萩原を救う日は明日､､､。
そして彼女も含め男士達は気を引き締め明日に備えるのだった､､､。
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作者名：兎姫 | 作成日時：2020年4月2日 16時
