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その頃の主達は､､､
｢とは言え、あの建物の中に隠し部屋じみた部屋があったとは、さすがに誰も思わんだろうなぁ､､､｣
国｢主、先程話しは聞こえてはいたが、俺達はどうすればいい？｣
長｢主、もし宜しければ、この長谷部先に向かい、状況を確認しに行きますが、如何致しましょう？｣
｢､､､なら長谷部、先に粟田口の元へ向かってはくれるか、少々私は気になることがあるのでなぁ｣
長｢主命、拝命致しました。それでは主、今から向かいますので失礼致します。｣
−−−−−−−−−−−パタン−−−−−−−−−−
国｢で？主は何が気になっているんだ？｣
｢まんばよ、少し変だとは思わんかえ？｣
国｢と、いうと？｣
｢短刀であれば、もっと、別の場所に纏めて隠してあってもおかしくはないであろう？それが、今回、先程の男の知り合いが来るであろう建物に隠し部屋のような場所で例えではあるが私に見つけてもらい、面倒を見てもらおう、と言った感じで、粟田口はその扉を見つけた｣
国｢そう言われれば、確かにそうだな､､､｣
｢となると、以前の様に、前任があそこへ隠しておき、私が見付け、保護、といえば聞こえはいいがその様な形を取りたかったのか､､､或いは｣
国｢遡行軍が味方に着いているあの謎の組織の仕業、か、と言ったところか？｣
｢そういう事じゃ､､､だが、、後者には些か無理がありすぎる､､､そうなると可能性的に大きいのは､､､｣
｢前任が、私に/主に託したか､､､｣
｢そう思えば話は早い、そろそろ長谷部もいい所まで行っておるじゃろうて､､､私達も行くとするかえ、まんばや。｣
国｢そう､､､だな。｣
(そう思えば自然だが､､､何故か少し不安で仕方がない)
(前の時は、待ち伏せをされていたようなもの､､､主､､､一体どうするつもりなんだ､､､？)
そんな会話をしている中、長谷部は粟田口の元へ到着していた。
長｢乱、状況は？｣
乱｢長谷部さん！周りには遡行軍は見えない、黒い人たちもね！｣
長｢そうか、なら俺は薬研達の元へ向かうがどうする？｣
乱｢あ、、なら骨喰にも連絡しなきゃだね！｣
長｢ん？骨喰も一緒に見回ってたのか､､､なら｣
ジ、ジジジ､､､
《骨喰、俺だ。長谷部だ、聞こえるか？》
《長谷部､､､？到着していたのか。どうした？》
《乱と合流した。1度薬研達の元へ戻る。骨喰も向かってくれ》
《了解した。》
と言った会話をし、各自合流に向かった
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作者名：兎姫 | 作成日時：2020年4月2日 16時
