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長｢全く、遅いですよ、主。｣
｢いやぁすまなんだ。用件だけ言ったつもりなんだが色々と聞かれそうになってなぁ､､､あ、でも我々の身元は言ってしまったなぁ。でも政府からは言うな、とは言われてはおらんから良いじゃろうて。｣
薬｢大将､､､俺っちこの先が心配にたってきたぜ｣
｢それはすまなんだなぁ、薬研。まぁ、何はともあれ、あのマンションに向かうぞ。下見をせねばならん。見通した人間の1人を救わねばならぬからな､､､。｣
そう言って歩き出した主は、何処か怒りを秘めた様な､､､なんとも言えないオーラを纏っていた。
｢さて､､､救うと約束した人間の1人､､､あやつ、安室の言っておった男は確か､､､萩、萩なんちゃらなんだが、まぁ、この際萩としよう。その男はセミロングくらいの長さで結構女子にもてる容姿をしておるらしい｣
国｢ということは、顔は整っているということか､､､顔が整っているその、せみ、ろんぐ？くらいの長さの男を見つけ、見つけ次第そこで待機しつつ様子を伺う、ということでいいか、主。｣
｢まぁ、簡単に言えばそういう事だ、まんば。最近お主私の考えている事が言わずともわかるようになったなぁ､､､私は嬉しいよ。｣
｢どれだけあんたの近侍をしてると思ってるんだ。嫌でも分かってくる｣
乱｢じゃあじゃあ、ボクも主さんのこともーっと知りたいから近侍やりたーいっ！｣
兼｢ちょいとまった、それは俺達も同じだ。なぁ、国広｣
堀｢そうだね、兼さん！｣
薬｢大将は人気者だな､､､俺っちたちも頑張らないといけないな、こりゃ｣
清｢まぁ、確かに山姥切は初期刀だし、主との時間は長いもんねぇ､､､ま、俺は主を可愛くデコって上げて、愛してくれれば別になんでもいいかなぁー｣
安｢まぁ、デコるとか関係なしに、その気持ちは清光に同意かな、俺も｣
｢ふふっ､､､全く、お主らは愛らしいなぁ、これだから、審神者も、生きることも辞められんのだ､､､おっと、言っていたビルはここのようだな。｣
｢では､､､｣
薬｢大将、言いたいことはなんとなくだが分かってるぜ、俺っちたちの出番、だろ？｣
｢ご名答。粟田口の乱藤四郎をはじめ、薬研藤四郎。｣
薬｢おう｣
｢骨喰藤四郎、鯰尾藤四郎｣
｢はーい！｣
｢お主ら粟田口に任務を与える。この場所にて萩を見つけた際には救え。そして、奴らが来た際には｣
粟田｢俺っち達/僕達/俺たちが主に報告し｣
｢全総力で排除せよ｣
｢了解｣
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作者名：兎姫 | 作成日時：2020年4月2日 16時
