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安室｢お会計ですね、伝票を頂けますか??｣
｢伝票､､､伝票??誰か持っておるか??｣
堀｢もー、主さんってば忘れていたよ??あ、お兄さんこれお願いしますね!｣
｢いやはや、また忘れっぽくなってきておるのか､､､気をつけねばなぁ、くくっ｣
国｢主、思ってもみないこと言うものでは無いぞ。ただ持ってくるのが面倒なだけだろう??｣
バレたか、そう思いながら会計の金額が出るのを待つ。
安室｢お待たせしました、全部の合計が〇〇円になります。｣
｢ふむ、カードは使えるかえ??｣
安室｢え、はい、大丈夫ですよ!ではこちらにお願いします。｣
｢､､､ほい、これで良いか??あ、後名無しで構わんから領収書を切ってくれるか??｣
安室｢え、あ、はい構いませんが。｣
｢ではすまぬが頼む。お主らは先に外で待ってるが良いぞ。邪魔にならぬ場所で、じゃが。｣
はーーい！！そう言って外に行く男士達。
｢さて、彼らのことは気にせんでも良い。何か言いたいことがあるのであろう??｣
安室｢!!気づいていましたか。｣
｢はぁ､､､少し待っておれ､､､我が名において命ず。我と彼の者のみの空間にせよ。｣
−−−−−−−−−−ﾊﾟﾝｯ!!−−−−−−−−−−−
そう手を叩いた瞬間、空間が変わった。
安室｢これは､､､あなた一体何者です??｣
｢まぁ待て。話すことは限られておるが、とりあえず其方についての内容なら今のところは3つ。｣
安室｢3つ､､､とは??｣
｢まずは、お主を見た限りとても正義感が強く、正義のためには手段は選ばん人間だろう。だが、支えになる者や何かを失った時、簡単に折れるぞ、心が。｣
安室｢!?な、何を言って､､､??｣
｢そしてお主は生死に関わることもこれから出てくるであろう。その時は何があってでも生き抜け。お前を思いやる人間もいるだろう。｣
安室｢あ、貴方は一体､､､!?｣
｢そして最後。お主に関わる人物､､､今の所は3人くらいしか見通せんが、その3人にもしもの事があれば我だけでなくさっき外に出た男士達も救い出そう。見通す限りでは2人は爆弾関連、1人は黒い服の男たちの1人、と言った所だが。｣
安室｢貴様、どこまで知っている､､､!?｣
｢安心せい。私と男士達はこの世界の者では無い。我々の世界の政府に頼まれたのだ。好きに引っ掻き回しても良い。その代わりに救ってやってくれとな。さぁ話はここまでだ。別れの時だ、くれぐれも内密に頼むぞ??｣
そう言って謎めいた彼女は消えていった
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作者名：兎姫 | 作成日時：2020年4月2日 16時
