16 ページ18
お待たせしましたー!!の声と共に注文していた物が続々と運ばれ、空腹もいい所の男士達はすぐさま食らいついていた。
そして、ふと鯰尾が話し出した。
鯰「でもさー主さん、捜索、とは言ってもどこを探すの??」
「あの爆発された場所、私たちがいた向こうと殆ど同じ地形、建物、立地、、、そう考えると、今まで通りに歩いていたらたどり着けるとは思わんか??」
国「!!まさか、、、」
「気づいたか、まんば。、、、私が以前住んでいた家、高級マンションだったであろう??」
「!!!!!!」
「この世界を好きにひっ掻き回しても良い、だから救ってくれ、そう政府は言ったであろう??もし、それが奴らが気付いていて、それを阻止しようとするのであれば、、、」
長「救ってくれと頼まれた主や我々男士達を消す、、、と。我々を誘き出し消す為に態々彼の者のそばに居る、ということでしょう。」
「さすが長谷部、そういう事じゃ。」
乱「で、でも、それじゃ主さん危ないよ、、、!?」
「乱、お主は引き受けたことや頼まれた事を投げ出していきたいと思うか??何かを救いたいが、自分の命が大事故に他の罪なき人間を犠牲にしても良いのか、、、??」
乱「っ、、、」
「なぁ乱。お主の気持ちは嬉しいさ。そりゃ、私も死にたくはない。だが、死ぬ気もない。かと言って投げ出すこともしなければ、見捨てもせぬ。」
兼「ま、要は自分も生きて、この世界では死ぬ運命だった人間達も生かす、そーゆうこったな、主。」
「そういう事だ。ははっ、、、本当にお主は土方にそっくりであるな、、、生き写しのようだ、、、。」
蜂「全く、美しくない言い方だな和泉守。、、、だが、僕もそう思うよ。犠牲になってもいい命は無い、あの人なら言いそうだな。」
「近藤か、、、。いや、言いそうではない、言っていたさ。私が自暴自棄になっていた頃にそう言われた。それもあってか今の私がかたち造られている」
青「まぁ、ともあれ、その場所に向かおうか。あまり長居していても申し訳ないしね。僕は早くあそこに行きたいなぁ、、、勘違いしないでくれ?僕はそのマンションに行こうと言っただけだからね。」
「全く、、、言わなくてもわかっておる、、、。梓、勘定を頼めるか??」
梓「あ、はい!!あ、でもごめんなさい、今手が離せないので、、、あ、安室さん、お会計して貰っても良いですか??」
安室「あ、はい、解りました!」
そう言いながら此方へくる蒼眼金髪頭のベビーフェイスな男性
64人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:兎姫 | 作成日時:2020年4月2日 16時