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そして、月日は流れて、年明け。
ついに春高開幕。
音駒は1回戦も2回戦も勝利。
そして3回戦、
ついに、、、
VS烏野。
終始涙が止まらなかった。
だって烏野も合宿でとても成長していて
どっちも応援したくて、
でも音駒には勝ってほしくて
両チームが良いプレーをするから
涙が止まらなかった。
そして、
音駒高校 3回戦敗退。
烏野が次へと駒を進めることになった。
鉄朗くんは泣いていた。
悔しくて、悔しくて、
側に行っていいものかと悩んでいたら
衛輔に行けと促されて
そっと側によると
きつくきつく抱きしめられて
黒「今日だけは俺の気の済むまで抱きしめさせて・・・」
と弱々しい鉄朗くんの言葉が忘れられない。
あの春高から、5年と半年。
私はあの後大学に進学して、卒業して1年半。
黒「A！」
『鉄朗！お疲れ様ー！』
今日は私たちが付き合って6回目の記念日。
おしゃれなところ予約したという鉄朗は
今バレーボール協会で働いている。
仕事終わりのスーツ姿が今日もかっこいい。
お洒落な個室で、美味しいコース料理。
毎年記念日には少しお洒落なところで食べるのが決まり事になっていたけど、
今日は鉄朗くんは少し口数が少ない。
黒「A、あのさ・・・・」
そう言って鉄朗はポッケから小さな箱を出して
黒「これからも、ずっと側にいて欲しいのはAだけなんだ。・・・・受け取ってもらえますか？」
そう言って、ダイヤがついた指輪を差し出される。
黒「俺と、結婚してください・・・」
『はい////お願いしますっ・・・///』
真剣な顔で、ベタなセリフだけど、
真っ直ぐ目をみてプロポーズしてくれる鉄朗は、
私が今まで見てきた鉄朗の中で
1番1番かっこよかった。
その後は珍しく顔を真っ赤にして
黒「あー！！もう一回コース料理食べてえ！！緊張して全然味分かんなかった！！」
って嘆く鉄朗を見て私も笑う。
『ふふっ・・・次は入籍する時に美味しいご飯食べに行こうよ』
黒「・・・おう！」
愛してるよ、鉄朗。
終わり
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ナナミ(プロフ) - 45話のところドコサエキサエン酸じゃなくてドコサヘキサエン酸ですよー (2021年4月26日 18時) (
レス) id: a2f189df9f (このIDを非表示/違反報告)
愛葉 - え、好きです。天才でしょうか？文章作るのがお上手ですね！ (2021年3月24日 17時) (レス) id: ac0a73c6af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mraka | 作成日時：2021年2月13日 22時
