夜久さんには可愛い双子の妹がいます【黒尾鉄朗】

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Aside


朝、みんなへの朝食の配膳をするのもマネの仕事。


日「Aさん！おはよーございます！」


『おはよう日向くん！朝から元気だね〜』


そう言っておかずを渡す。


みんな眠そうに目を擦りながらくるのに、
日向くんは、美味そー！って目をキラキラさせている。



リ「Aさんおはざーっす！！」


『げっ、リエーフくん・・・』


リ「げって何ですか！昨日のことはもう謝ったので、許してください！！」


ポジティブというか、気にしてないというか・・
こういうところ嫌いじゃないけどさぁ。



『あんな恥ずかしい姿みんなに見られたんだからそんな簡単には許されません・・・』


リ「恥ずかしい姿なんかじゃなかったっすよ！自分に自信持ってください！！！」


『〜〜〜////』



なんてやり取りしてると



黒「うーっす」

研「おはようA」



鉄朗くんと研磨くんが来た。



『おはよう、研磨くんと・・・鉄っ・・・クロ！』



あ、あぶない！！
昨日練習しすぎて、鉄朗くんって言いそうになっちゃった。


研「またリエーフはAに迷惑かけてるの？・・・」


リ「違います！！Aさんあんなに立派なもの持ってるのに自分に自信がないからー」


ドカッ


リ「いっ！いってえーーー！何するんですか！黒尾さん！！」


黒「いい加減にしろ。お前次その話したらどうなるか覚えてろよ・・・・」


リ「黒尾さんてAさんのことになるとすぐ怒りますよね！好きなら早く言った方がいいっすよ！！」


黒「なっ！！！何言ってんだ！！」


研「・・・・はぁ・・・・」



おーい！後ろ詰まってんぞー！


と後ろから聞こえてきて、
リエーフくんと鉄朗くんは言い合いをしながら席に向かってった。


はぁ・・・ちょくちょくリエーフくんて痛いとこつくよね。


もう早くみんなに言っちゃった方が楽そうなんだけど・・・


たぶん鉄朗くんは
みんなに気を遣わせてしまうんじゃないかと思ってるんだろうな。

とりあえず鉄朗くんのペースに合わせよう。




宮「みんなに内緒ってのも難しいね・・・」

生川のマネの英里ちゃんに後ろから言われて、

わたしも苦笑いをした。

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