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夜


目の前に携帯を握りしめてもう30分くらい経つ・・


よし、と思って
黒尾鉄朗に発信する


プルルルルル・・・



黒「はい」

低い声が聞こえる。


『クロ？わたし、A。』


黒「知ってる・・・どうした？」


『あの、今日、ごめん・・・』


黒「ん？なんか俺されたっけ？」


『いや。・・・クロ機嫌悪かったじゃん』


黒「あー・・いつもこんな感じだと思うけど。」


『絶対違う！・・・あのさぁ・・・・クロは、私が誰と連絡とってても気にしないよね？』


黒「・・・・気にしないと思うの？」


『・・・私は、クロが梟谷のマネさんと連絡とってるのは気になるよ。」


黒「何でそれ知ってんの。」


『本人に聞いたの・・・』


黒「そう・・まぁ梟谷とは特に仲良くさせてもらってるからね、情報交換でたまに連絡するだけだよ」


『・・・・』


黒「・・じゃあさ、・・俺がもし、誰とも連絡とるなって言ったらAはどうする？」


『そりゃ、連絡とらない努力する。』


黒「まじ？なんで？」


『クロに嫌な思いさせたくないから」


黒「・・・そっか///」


『うん？』


黒「連絡とるなって言うのは、俺にはそんな権利ねえし、Aが好きにすればいいよ。・・・だけど、たぶん俺は気になりすぎて、頭おかしくなりそう・・・」


『どうしてそんなに気にしてくれるの？・・・みんな悪いひとじゃないでしょう？』


黒「バレーやってるやつに悪い奴はいねえよ」


『ふふっそうでしょ？』


黒「なぁA・・・・俺さ、お前のこと・・・」


『ん？なに？』


黒「あ・・・いや、いーわ///」


『なに、気になる！』


黒「いや、言わねえ！」


『言って！』


黒「絶対いわねぇ///」


『もー何よそれ・・・』


黒「とにかく、もう機嫌悪いとかねぇから。気にすんな。じゃあな！」


『あ、うん。おやすみ』


黒「おやすみ」



ツーツーツー


『うーん、、、何か解決したのかわかんないけど、とりあえず機嫌は悪くなくなったみたいだし・・・最後何言おうとしたんだろ。俺さ、お前のこと・・・好き、とか？って私ってば何想像してんの////』


枕に顔を埋める。




黒尾side


やば、最後好きって言っちまいそうになった・・・

なんだよ。
別に言えばよかっただろ。

でもなんとなく・・・言うなら直接顔見て言いたくなった。



アイツって、電話だと声ちょっと違えんだな・・・

可愛いかった////



あー・・・・こんなんでこれから大丈夫かよ、俺

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ナナミ(プロフ) - 45話のところドコサエキサエン酸じゃなくてドコサヘキサエン酸ですよー (2021年4月26日 18時) (レス) id: a2f189df9f (このIDを非表示/違反報告)
 愛葉 - え、好きです。天才でしょうか？文章作るのがお上手ですね！ (2021年3月24日 17時) (レス) id: ac0a73c6af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：mraka | 作成日時：2021年2月13日 22時

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