標の幼馴染み

〜money9〜 ページ11

標side



目付きの悪い男が立ち上がる





セイギ「何が義賊だ、この偽善者が」





女の人はこっちに来てAを見ると驚いた





峰子「どうしたの!?」






標「死体を見て気絶した」






峰子「女の子にとってあれは残酷よね
待ってて、今毛布を取りに行かせるわ」





標「ありがとう
Aには甘いんだね」







峰子「そりゃあ、唯一の女の子で心配になるわよ
でも、あなたが側にいるからかな？
この子安心して眠っているわ
二人はどういう関係？」







標「幼馴染みで恋人」





峰子「そうなの!!
何か必要な物があったら言って
用意するわ」






標「いいの？」





峰子「ええ、あなたたち二人は特別よ」




女の人はウィンクする





標「ありがとう」







峰子「あと、主催者側の私が言うのもアレだけど…
この子を守ってほしい」






標「わかった」





女の人はホッとする





峰子「ありがとう
それじゃあ、テントに案内するわね」




テントに案内され中に入ると、さっきの男たちがいた




ユウキ「あっ、君もここなんだ
俺氷川ユウキ、よろしくね」






標「静かにして」





空いているスペースにAを寝かせる







男「おい毛布だ」





男から毛布を受け取りAにかける





標「早く目を覚まして」

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