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ソファーに腰掛けじっと考え事をしている登坂さんを見てなんか緊張してきた…
登坂さんホントに何も喋らないし
とりあえず、コーヒーを出して目の前に座った
『あの…お話って…』
臣「…………」
さっきまで心地よく感じた無言は今は苦しい
無言
どうしよう
臣「お前ってさ」
『?』
臣「TAKAHIROさん好きなの…?」
『えっ?……好きですけど
LOVEではないですね』
LIKEの方です!!
って言ってみてもまた考え混んでしまう
臣「…………」
再び無言になる
登坂さんが何を考えてるのかも分からない
わたしが好きなのは貴方なんですよ
『わたし…登坂さんが好きです
LIKEではなくLOVEの方で…』
この空気に耐えられずつい想いを伝えてしまった
登坂さんはびっくりした顔してる
当たり前か…
わたしなんかに告白されても…って
顔真っ赤…
耳まで真っ赤…
臣「おまっ…なんで先に言うかなぁ〜」
あぁ〜くっそ…
って頭ガシガシしながら”だっせぇ俺…”って…
臣「お前、よく聞けよ」
前置きしてからスーッと息を吸い込むと決心したようにわたしを抱きしめた
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作者名:紅 | 作成日時:2020年4月28日 13時