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21. ページ21

*


ドンッ!!



って衝撃音がして音のした方に顔を向けると

そこには眉間に皺を寄せてTAKAHIROさんを睨みつける登坂さんが…




なんでここに…?


臣「TAKAHIROさん…さすがに許せません」


TA「こわっ笑」



TAKAHIROさんは笑ってこの状況を楽しんでいるようだけど

反対に登坂さんは怒りMAXと言った感じだ




訳が分からずポカンとするわたしを他所に2人は会話を続けていた



TA「お前いつまでもこのままでいいの?いい加減気付いてんだろ?」


臣「言われなくても分かってますよ…」


2人のこの掛け合いはまるで”雨宮兄弟”を彷彿させるものがあった


生の”雨宮兄弟”に少し感動を覚え思わず拍手してしまった




そんなわたしをキッと睨みつけたのは登坂さんで…





言い合いしてるのにすいません と小さく頭を下げて席を外そうと立ち上がる






それを制したのはTAKAHIROさん

にっこり笑って




TA「あとは若いおふたりさんで」




ってよくお見合いとかで聞くセリフを吐いて帰っていく




『え?TAKAHIROさん?』


するとさっきまでTAKAHIROさんが座っていた所に腰を降ろした登坂さん




『帰っちゃうけどいいんですか?』


臣「お前はTAKAHIROさんの方がいいのかよ…」


ん?

全然状況が分からない

とりあえず、わたしも腰を降ろし座った








続く沈黙に耐えられず飲み物でも頼もうかとメニューに手を伸ばすと制される


臣「出るぞ」




席をたち店を出る登坂さんについていく

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設定タグ:登坂広臣 , TAKAHIRO , 三代目JSB   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2020年4月28日 13時

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