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完全に寝坊遅刻したわたし達




リーダーに2人して遅刻とか何やってんの!!と叱られる



わたしに限っては社からも怒られた









はぁ…

社会人になって寝坊なんて初めてだ…





臣「ごめんな」



ってコソッと耳元で謝られる

登坂さんが悪い訳ではない

わたしがしっかりしていないからだ

短く”いえ”とだけ答え1日のスケジュールを確認する









今日はMVの撮影だ

全員のダンスパフォーマンスを撮影してから今日のわたしはパフォーマー組に付くのか…


ヴォーカルは別組









岩「Aちゃんさぁ〜
臣さんとなんかあった?」


『え?なんで?』


岩「なんとなく笑」




大雑把で普段天然ちゃんの癖にこーゆー時は勘が鋭い



わたしのクビを守る為にはこの秘密は死守しなくては…



『何もないですよ
たまたま寝坊が重なっただけです』



そう…たまたま…



岩「そう?臣さんの遅刻は今に始まった事じゃないけど、Aちゃん初めてでしょ?」



もういいじゃないか

今日はパフォーマー組…NAOTOさんからも冷やかしが来るかもしれない

心して臨まなければ!!






撮影は滞りなく進みここでヴォーカル組とは別れる



『では、お2人帰りは気をつけて帰ってくださいね
お疲れ様でした』




そう言い別れる

今市さんも調子が戻ったみたいだしヴォーカル組も上手く進めば早く終わるだろう






今日こそは1人でゆっくり寝れる




心做しか登坂さんの元気がないように感じるけどあえて触れないようにしよう






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設定タグ:登坂広臣 , TAKAHIRO , 三代目JSB   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2020年4月28日 13時

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