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37:空回り ページ37
ルークに気持ちを気付かれてから
わたしはうまく機能していない
上の空になったりテーピング巻きすぎたり、しまいにはなんでもない所で笛を吹く
先輩へのお弁当も塩が多すぎる卵焼き、味のないサラダ…
先輩にも心配される始末
監督「A疲れているんだ。今日は休みなさい」
と、体育館を追い出される
何をしてるんだ
何をしにここまでやってきたんだ
折角、先輩のサポート出来る所まで来たのに
悔しい
「Aﾁｬﾝ!!!!」
名前を呼ばれ振り返るとそこには先輩がいた
『せん…ぱい…』
ぶわっと込み上げてくるものがありそれが涙だって事にはすぐ気付いた
「なんで泣いてるの…笑
どうした？話位なら聞けるから」
って頭をポンポンとしてくれる
目から溢れ出てくるものが止められず
しばらく先輩の胸を借りて泣いた
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作者名：紅 | 作成日時：2019年12月23日 23時
