37.〜廉side〜 ページ37
そして俺が着いた頃には
Aが地面に倒れとって
紫耀がAの前に立ってて
紫耀にコーヒーがかけられた時やった。
段々俺の中でイライラが増していった
紫耀は一応俺の友達であって
そんで
Aは
俺のめっちゃ大事なもんや。
平野「今はもう顔も見たくないし俺の前から消えてくんない？」
紫耀の一言で女子はその場を離れようとしたけど
俺は
『逃がさへんで』
気づいたら俺は女相手に胸ぐら掴んでた。
『二度と俺らの前に現れんな』
一言いうと女子は急いでその場を逃げるように走って行った
『……A立てるか？』
あ「うん……ありがと…」
平野「廉って手加減知らないよなぁ」
『そんな呑気な事言うてどないすんねん、はよシャツ脱げ』
平野「もう1枚予備でシャツ買ってあるから大丈夫！」
こんな時まで天然出してくんな…
『そーいうことちゃうねん、今日帰るまでそのままでおるんか？』
平野「どうしよ？」
あ「ご、ごめん紫耀くん私のせいで…」
平野「Aちゃんが謝ることじゃないでしょ！」
あ「そ、そうだけど…」
『お前は気にすんな』
あ「…ふたりともありがとう」
Aが申し訳なさそうにお礼を言う中
紫耀は保健室で上の服あるか聞いてくるって
保健室に向かった。
『…痛いとこないん？』
あ「う、うん大丈夫」
Aはなんでここに来たのか聞いてきたから俺は相成が慌てて俺に伝えてきた事と女子達の事を言った。
あ「な、るほど…」
『…ごめんな』
俺が謝るとAは廉が謝る事じゃないって言うてきて
『…髪ぐしゃぐしゃやん』
無意識に俺は崩れたAの頭に手を伸ばしてた。
『紫耀くん…までな』
あ「……？」
首を傾げるAに俺はもっかい分かりやすく説明をした
『やから、紫耀くんとは呼んでも呼び捨てで呼ぶなよって』
あ「……なん、で？」
戸惑った顔で聞いてくるこいつ
聞くなや…
『……うるさいの、何となくや！』
俺はちょっと整えた髪をまたクシャクシャにして手を離した
あ「直してくれたんじゃないのー？！」
『俺がそんな優しいことせーへんわ」
あ「…ま、まぁ確かに」
『いや、なに納得してんねん』
あ「あはは、嘘うそ
廉助けにきてくれてありがとう…っ」
俺が
お前を守ったるから
俺はそう心に呟いた。
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さちまま(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。頑張ってくださいね。キュンキュンします。 (2020年1月14日 14時) (
レス) id: 016a10df51 (このIDを非表示/違反報告)
Rea(プロフ) - 、さん» 一応読んでいたのですが忘れてしまっていました申し訳ありません。ご指摘有難う御座います！ (2020年1月12日 18時) (レス) id: 49489daafb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rea | 作成日時：2020年1月12日 11時
