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永瀬「ま、次の家庭科俺パス」
『え、なんで？』
永瀬「なんでって料理も裁縫とか俺苦手」
『まぁ不器用だもんね』
永瀬「スポーツやったら行ける」
『確かに廉はスポーツ得意…t ﾋﾟﾛﾝ
私のスマホが鳴った。
見てみると平野くんからだ
平野くん日本史難しかったぁ〜野崎ちゃんのとこは何したの〜?
『ふふ笑』
早速連絡してきてしかも緩い内容で
平野くんらしくて思わず笑ってしまう
A日本史お疲れ様〜私のとこは数学だったよ
『数学だったよ…っと』
平野くんに返信していると横から
永瀬「なにを携帯みて笑っとんねん」
って冷たい関西弁が私の耳に入る
『別に〜友達と話してただけ』
永瀬「男？」
『え、まぁそうだけど』
永瀬「ふーん」
『な、なによ』
永瀬「お前の事構ってくれる男なんておるんやなぁ〜と思って？」
『私にだって1人や２人いますぅ〜』
永瀬「はいはい良かったっすね〜」
廉はだるそうに他人に話すような口ぶりで返してきた
『なによいきなり』
永瀬「別に？まっ、俺は次サボるからお前はよ行った方がいいんちゃう？」
『…言われなくても行きますっ』
いつも冷たいけど何かいつもと違う冷たさを感じて
私は少し不貞腐れながら教室を出た。
廉ってほんと優しいのか冷たいのか分かんない
平野「あれ、野崎ちゃん」
『あ、平野くん』
家庭科室に入ろうとした時横から平野くんが私に気付いて話しかけに来た。
平野「今日よく会うね笑」
『確かにね』
平野「あ、もしかして次家庭科？」
『そうだよ〜』
平野「お菓子？お菓子？」
平野くんは目をキラキラにして私に聞いてきた。
『ふはっ、目キラキラにし過ぎ笑
今日はお菓子作りだよ笑』
平野「まじかぁ！！」
いっぱい食べれるね！なんて嬉しそうに言ってる平野くん
ほんっと無邪気。笑
平野「あ、ねぇ」
『なにー？』
平野「もし良かったらお菓子作ったやつ食べたいなぁ…なんて！」
『え…でも私そんなに上手くないと思うよ…？』
平野「全然いいから！食べたいです！！」
『それでいいなら全然いいよ笑』
私は全力で食べたいです！なんて言うもんだから
思わず全然いいよなんて言っちゃった。
平野「やったね！ありがとう！」
『どういたしまして笑』
そして私は平野くんとバイバイして家庭科室に入った。
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さちまま(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。頑張ってくださいね。キュンキュンします。 (2020年1月14日 14時) (
レス) id: 016a10df51 (このIDを非表示/違反報告)
Rea(プロフ) - 、さん» 一応読んでいたのですが忘れてしまっていました申し訳ありません。ご指摘有難う御座います！ (2020年1月12日 18時) (レス) id: 49489daafb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rea | 作成日時：2020年1月12日 11時
