6. ページ6
『ありがとう…ね、廉がはこん t
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
廉が運んでくれたの？って聞こうとした時に
真由が勢いよく扉を開けた。
真由「ほらAに謝って」
『真由？』
真由は男子の首元の服をつかみながらまるで猫を持ってるように連れてきた。
永瀬「長谷川のコントロールの悪さでボールでAにぶつかってん」
『あぁ、そうだったんだ…笑』
「ごめん！野崎！」
『いいよいいよ大丈夫』
「ごめん…」
『いいよ！気にしないで？』
永瀬「本間どんなコントロールしたらあんな吹っ飛ぶねん」
真由「ほんと！Aの顔に傷ついたらどーすんのよ」
「ご、ごめん…」
『あはは、廉も真由ももういいよ大丈夫
長谷川くんも私は大丈夫だから行って？』
「ごめんな…」
長谷川くんは申し訳なさそうな顔をして保健室を出ていった。
真由「私だったら1発ボール同じとこにかましてやってる」
『仕方ないよ笑』
永瀬「俺も同じことしてる、つかお前の顔に傷ついとったらしてた」
ﾄﾞｷ
『えっ…？』
永瀬「じょーだん」
『そ、そっか…』
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
また扉が開いた
平野「野崎ちゃん大丈夫〜？！！」
『平野くん、大丈夫だよ』
平野「良かったぁ〜Aちゃんの可愛い顔に傷ついたら大変だもんなぁ」
『えっ』
平野「え？俺なんかおかしいこと言った？」
『い、いや…//』
さすがにそんないきなり言われたら照れるって…、
永瀬「紫耀お前ちょっと黙ろか」
平野「え？なんでなんで？！」
真由「平野くん素直っていうかなんと言うか…」
平野「え？え？」
『あはは…//』
平野「あっ！俺先生に片付け手伝うの頼まれてたんだった！行ってくる！！」
真由「あ、私もだった…」
『そうなんだ？行ってらっしゃい』
真由「行ってくる〜」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
平野くんと真由が出て行った…とすると
私と廉ふたりだけ…？！
え、何か緊張…、
いやいや2人の空間なんて何度もあったし…
いやでも…
永瀬「なぁ」
『はい！！』
永瀬「声裏返ってるやん笑」
『あっ、』
永瀬「？」
『いや、久しぶりに見た気がする』
永瀬「何が？」
『廉の笑ったとこ』
永瀬「なんやそれ、いつも笑ってるやろ」
『そ？大体私に冷たいからなぁ廉は』
永瀬「普通やろ」
『ぜーんぜん！』
永瀬「……ほな優しくしたろか？」
『え…？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 290人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さちまま(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます。頑張ってくださいね。キュンキュンします。 (2020年1月14日 14時) (
レス) id: 016a10df51 (このIDを非表示/違反報告)
Rea(プロフ) - 、さん» 一応読んでいたのですが忘れてしまっていました申し訳ありません。ご指摘有難う御座います！ (2020年1月12日 18時) (レス) id: 49489daafb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rea | 作成日時：2020年1月12日 11時
