あなたへ～最愛の人からの最期の手紙～『コード・ブルー』 (ページ5)

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冴島「はい。あの事故の時、白石先生の近くにいた子です。」

白石「私の近くに？」

冴島「はい、確か、横峯先生が見てた子です。」

緋山「横峯、、、。あっ、瓦礫の下にいた子だ！」

白石「あ、あの時の。」

緋山「そういえば、横峯は？」

藍沢「横峯もICUだ。大火傷を負って眠ってる。」

白石「そんな、、、、、。」

藍沢「見に行くか？」

白石「うん、、、。」

白石「ここ？」

藍沢「ああ。一番奥のベッドだ。」

白石「本当だ。」

白石「そらくん、、、。」

緋山「そらくんの両親は？」

冴島「あの時の事故で亡くなりました。そらくんをかばって亡くなっていたそうです。」

白石「そっか、、。私の夢の中でもずっと1人で泣いてた。」

藍沢「そうか。」

白石「そらくん、これからどうなるの？」

藍沢「両親以外の親戚が引き取るか、施設に預けるかってことになるな。」

緋山「そうだよね、、、、、。」