悲劇 ページ3
レスキュー「危ない！」
ガッシャーン！
緋山「白石、、、ここ危ないから、、行こ、、。」
白石「私、、動けないよ、、、。」
緋山「私が背負うから。」
白石「いいよ。緋山先生だけ行って、、、。」
緋山「いや、、、、白石も、、、。」
白石「私、ここで待ってるから、、、誰か呼んで来て。」
緋山「でも、、、。」
白石「私は大丈夫。絶対死なないから」
緋山「、、、、絶対ここにいてね、、、。」
白石「うん、、、。」
緋山「絶対呼んで来るからね、、、。」
白石「うん、、、。」
そうして私は、白石の手を放した。
ガタガタッ！
私が外へ出たと同時に、機体が爆発した。
緋山「白石！！！！！！！」
どれだけもがいても無駄だった。
そして、気がついたら病院にいた。
緋山「んっ、、、。」
雪村「緋山先生？」
緋山「雪村、、、、？」
雪村「藍沢先生、緋山先生が目を覚ましました！」
藍沢「緋山、分かるか？」
緋山「藍沢、、、？」
藍沢「ああ。」
緋山「、、、ねぇ、白石は？」
藍沢「ICUにいる。」
緋山「え、、、、、、、。」
藍沢「まだ眠ってる」
緋山「助かったんだ、、、。、、、良かった、、、、。」
藍沢「でもまだ油断はできない。」
緋山「わかってる、、、。でも、良かった、、、。」
藍沢「ああ。」
緋山「事故の状況、、、どんな感じだったの、、、、、。」
藍沢「死者が207名、行方不明者名29名、重傷者193名。」
緋山「えっ、、、、、。」
藍沢「あの事故で助かったのはお前らいれて5名だ。」
緋山「そんな、、、、、。」
藍沢「横峯も爆発に巻き込まれて眠ってる。」
緋山「、、、、、。」
冴島「藍沢先生！白石先生VFです！」
藍沢「すぐ行く！」
藍沢「白石！」
藍沢「状況は？」
藤川「3分前に急にVFになった。」
藍沢「除細動！」
冴島「はい！」
藤川「離れて！」
藍沢「白石。戻ってこい。緋山を一人にさせるな。約束したんだろ？」
藤川「お願いだ。戻ってくれ、、、、、。」
ピッ、ピッ、ピッ、
機械音が病室に響いている。
藍沢「緋山。」
緋山「なに、、、？」
藍沢「白石のところ、行くか？」
緋山「えっ？」
藍沢「お前の怪我は大分よくなった。車椅子でなら、移動してもいい。」
緋山「本当？」
藍沢「ああ。、、会いたいんだろ？白石に。」
緋山「うん、、、。」
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作者名：花札音葉 | 作成日時：2020年1月24日 14時
