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白石「緋山さん、緋山さん、、、起きて。」
緋山「んんっ、、、、、。」
白石「何か大変なことになってて、、、、、。」
緋山「えっ？」
白石「エンジンから火が出てるって、、、。」
緋山「そんなこと、、、、、。」
その瞬間、機体が大きく揺れた。
キャー！
緋山「んっ、、、。」
白石「いたたたっ、、、。」
緋山「白石？」
白石「何か頭打っちゃった、、、。」
緋山「大丈夫？」
白石「大丈夫、大丈夫。」
そして機体の高度はどんどん下がって行き、やがて街が近くになって来た。
緋山「白石、これやばくない？」
白石「緋山さん、、、、。」
緋山「白石？」
白石「何か、、、くらくらする、、、。」
緋山「すごい汗、、、。白石、体勢変えよっか。」
白石「んっ、、、。」
緋山「私にもたれていいからね。」
白石「うん、、、。」
ガタガタッ！
そして、機体が墜落した。
緋山「んんっ、、、、、。」
大丈夫ですか？
先生、お願いします！
緋山「声、、、、？」
そうか。私、、、、。
緋山「白石、白石。」
白石「んんっ、、、、、。」
緋山「大丈夫？」
白石「ごめん、、動けない、、、、、。」
緋山「もうすぐ、助けがくるはずだから。がんばろ？」
白石「んっ、、、。」
でも、なかなか助けはこなかった。
緋山「白石、生きてる、、、、？」
白石「生き、、、てる、、、、。」
そうして墜落してから4時間が経った。
横峯「大丈夫ですか?聞こえますか?」
緋山「んんっ、、、、、。」
横峯「緋山先生？、、、白石先生も、、、。」
白石「横峯先生、、、？」
横峯「白石先生、！大丈夫ですか?」
白石「えっ、、、、、大丈夫、、、。」
横峯「頭から血が出てます。すぐに処置します。」
レスキュー「先生！瓦礫の下に負傷者が！お願いします。」
横峯「はい！」
白石「私はいいから、、、行って。」
横峯「でも、、、。」
白石「私たちよりあっちの方の方が重傷、、、。」
横峯「えっ、でも、、、。」
緋山「私たちは大丈夫。だから、早く行って。」
レスキュー「先生！」
白石「呼んでるよ、、、。さぁ、、、行って、、、。」
横峯「はい！、、誰か他の先生呼んでおきます。」
白石「うん、、、。」
白石「ねぇ、、、手、つなごう、、、？」
緋山「うん、、、。」
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作者名：花札音葉 | 作成日時：2020年1月24日 14時
