上書き再来 ページ5
顔を真っ赤にしたまま杏寿郎の落としたお茶を片付ける千寿郎。
伊之助「…なんだ？Aはギョロギョロ目ン玉の弟と恋仲なのか？」
ゴッチン！！
伊之助「痛ぇな！何しやがる！！」
善逸「馬鹿野郎！！空気読めよ、お前！！どう考えても何か状況がおかしいじゃん？！！しかも恋仲とか意味知ってんのかよ！！」
炭治郎「…煉獄さん、Aさん何かあったんですか…？？」
杏寿郎「うむ…仕方ない。話そう。」
____
________。
杏寿郎「…と言う訳でな、Aさんは５歳児の記憶までしかないんだ。だから今自分は５歳だと思ってしまっている！そして起きたら日中は千寿郎を探しては後について回っているんだ！！…俺を放っておいてだ！！」
Aを膝に乗せ今までの現状を説明する杏寿郎。
狛治「そしてその度に俺に色々と杏寿郎が嘆いてくるんだがゲンナリだ。」
杏寿郎「仕方ないだろう！！俺があの二人に何か言える訳がない！！！俺の弟とAさんだぞ！？嫌われる訳にはいかん！！だとしたら寝ていてもらうしかないだろう！」←
狛治/善逸(面倒くさいな…)
杏寿郎「只でさえ…Aさんは魅力的なんだぞ…？今や何の躊躇いもなく人との距離感が近いんだ！さっきの事で分かっただろう！？
む？…さっき？……黄色い少年！！Aさんの胸に顔を埋めていたな？！！！」
急にさっきの光景を思い出す杏寿郎。
ゾクッ
善逸(…俺は我妻善逸。今俺はとてつもなく危機を感じている。…普段どこ見てるか分かんない眼球が間違いなく俺を見ているよ…？)
次の瞬間___。
善逸「うっぐぇぇ…？！！ぐ…ぐるし……」
炭治郎「煉獄さん！？？」
そう、杏寿郎はまたも上書きする事に決めたのだ。
いつかの不死川の時の様に。
善逸を思い切り抱き締め(？)自分の胸に顔を押し付けていた。
善逸「かっ………身体が……ミシミシ……言ってるぅ………ぐぅぅ…」
そこで善逸は意識を手放した。
その光景を見ていた炭治郎と伊之助はとんでもない時に来てしまったと実感し、慌てて善逸を抱えると杏寿郎に謝りながらもそそくさと屋敷を後にしたのだった。
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杏(プロフ) - わー!!本当にすっごく嬉しいです(T▽T)もはや溺愛させたい願望重視になってしまいｽﾄｰﾘｰ性ゎ無視しまくりですが、ほわーっと温かい目で読んで頂けると嬉しいです(^▽^) (2021年8月10日 20時) (
レス) id: 86a7064ea0 (このIDを非表示/違反報告)
少女は仮面を外す(プロフ) - イチコメ失礼します！いつも応援しています！自分のペースで更新頑張ってください！ (2021年8月10日 18時) (レス) id: 52e46aee46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏 | 作成日時：2021年8月9日 21時
