検索窓
今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:19,984 hit

甘い ページ16

『うわぁ〜……!!すごいっ!!!』


Aの目の前には、
チョコレートパフェ、チョコレートケーキ、フルーツワッフル。



初めて見るそれに目が釘付けになるA。
どれから食べてみようかと、今度は手元がウロウロと行ったり来たりを繰り返している。


すると杏寿郎はチョコレートケーキをフォークで取るとAの口元へと差し出す。



杏寿郎「ほら、Aさんの大好きなチョコレートだ」



『ぐっ…?!
(何故それを?!!しかも…何故!人前で食べさせようと……!?)

じ、自分で食べられるよ…?』



杏寿郎「口、開けて?」



(……あれぇ?…話し聞いてくれない煉獄さんになってる…?)


意を決し、顔を真っ赤にさせたAはおずおずと口を開け、チョコレートケーキを食べると、その美味しさに思わず顔が緩む。



『美味しい………!』



杏寿郎「うむ!なら良かった!!
ほら、こっちも食べてみると良い!」



何度もフォークをAの口元へと運び食べさせていく杏寿郎と、頬を染めながらもう美味しそうに食べ続けるA。
周りからすると俗にいうバカップルとやらだ。



その姿を見ている人物がいた。



甘露寺「…やだぁ!師範ったら!!!とっても仲良しだわぁ!キュンキュンしちゃう〜!ねっ!伊黒さん!!」



伊黒「あ、あぁ…。 (煉獄……正気か……こんな人前で…有り得ない。俺は信用しない…俺は!)」



たまたま居合わせた甘露寺と伊黒は派手な髪色をし、大きな声で話す杏寿郎にすぐ気づき、一部始終を見ていたのだ。



甘露寺「それにしても師範って本当にAちゃんの事が大好きなのねぇ!女性といる時も見かけた事あるけどあんな表情、初めてだもの!!」



伊黒「…そうだな。
煉獄は隊の者からも好かれていてよく声をかけられていたが…それでも浮ついた話しは全く聞いた事なかったな」



甘露寺「師範、女の子から人気だったわ〜!
……私は伊黒さんが素敵だと思うけどね、昔も今もっ」



伊黒「ぐっ………甘露寺、今日も好きなだけ食べると良い」



顔を真っ赤にさせ、杏寿郎と同じく彼女に甘い伊黒。




杏寿郎(うむ!甘露寺と伊黒も仲が良さそうで何よりだな!!)



そして杏寿郎も二人の存在には気づいていた。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←到着



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (84 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
171人がお気に入り
設定タグ:煉獄杏寿郎 , 愛され , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - わー!!本当にすっごく嬉しいです(T▽T)もはや溺愛させたい願望重視になってしまいストーリー性ゎ無視しまくりですが、ほわーっと温かい目で読んで頂けると嬉しいです(^▽^) (2021年8月10日 20時) (レス) id: 86a7064ea0 (このIDを非表示/違反報告)
少女は仮面を外す(プロフ) - イチコメ失礼します!いつも応援しています!自分のペースで更新頑張ってください! (2021年8月10日 18時) (レス) id: 52e46aee46 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年8月9日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。