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「譲羽ー、着いたぞー。」
「ん…ぉはざっす。」
「他の奴らは先に降りてるぞー。早くしろー。」
「ぅ…はい。」
眠いな…やっぱし、バスの中での睡眠じゃ完全に疲れは取れないな。
眼をこすりながらバスを降りると田中さんと西谷さんが
ただの鉄塔を見て「スカイツリーか！？」と騒いでいた。
巻き込まれたくないので、澤村さんの後ろに隠れていると
「人足んなくねーか」とトサカ頭の人が近づいてきた。
「”新入りクン”もいるみたいだし。」
「(笑顔胡散臭さ…、絶対関わったら面倒な人だ。)」
「譲羽、コイツは音駒の主将の黒尾だ。
何かされた時は俺に言ってくれ。殴りに行くからな。」
「サームラさんってば凶暴ぅー(笑)」
「他の奴らはみんな集まってるぞ。」と烏野の部屋に案内してくれた。
荷物を置いて体育館に行くと、他の高校の人はもうアップを取っていた。
アップ後はひたすら全チームぐるぐると
1セット毎に
「オーライ。」
「譲羽！」
「オッケェー！」
俺の打ったスパイクは梟谷のコートにまっすぐと落ちた。
「っしゃー、1点〜！」
「譲羽ナイス！」
結局東峰さんのスパイクがブロックされて試合終了。
「音駒が苦戦したヤバイ1年ってどれだ？あの白髪の奴か？」
「速攻がどうしたって言ってたらか違うんじゃね？音駒の買い被りじゃ…」
フライングをしていると勢いよくドアが開いて美人な人が入ってきた。
「おっ、まだやってんじゃん。上出来。」
「主役は遅れて登場かよ(笑)
どうやら、補習の後田中さんが姉に後輩を東京まで送ってほしいと頼んでいたらしい。
「まぁ、間に合ってよかった。」
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蒼穹のサブ - ありがとうございます！頑張ります！！ (4月8日 15時) (
レス) id: 3240649a16 (このIDを非表示/違反報告)
とむ - めっちゃ好き！更新がんば！！！！ (4月1日 19時) (レス) @page16 id: 2262dfa315 (このIDを非表示/違反報告)
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